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神戸世界パラ大会3日目 男女の跳躍のエースが神戸で魅せた!!

スポーツ

05/20 15:54

神戸世界パラ陸上、大会3日目となった19日、日本を代表する2人のジャンパーが魅せました! まずは午前中に登場したのはコーラーの塩川コーチの声と手拍子を頼りに競技を行うT12クラスの澤田優蘭(33)。 日本視覚障がいの短距離と跳躍のエースですが、今大会は走幅跳一本で臨みました。 なかなか踏切が合わなかったと話していた澤田、3本終えた段階で4m92と3位とします。 2位のメダルラインが5m16と5m超えジャンプが必要な中迎えた最終6回目、雨の中でも声援が澤田に向けられます。 「東京パラでは無観客だったけど今回は歓声が凄くここで5mを出したいと思っていました」と話した澤田。 2位の記録をこえられずも最後の一本で5mちょうどを出し、見事銅メダル獲得となりました。 午後登場したのは下肢障がいのクラス山本篤(42)。 今大会アンバサダーも務めているレジェンドが走幅跳1種目に絞り出場しました。 山本は3回目に魅せました。 「日本でようやくできた世界パラでシーズンベストは出したかった」と語った山本、その言葉の通り、6m48とシーズンベストだった6m01を大きく超える大ジャンプで3回目終了時3位で後半を迎えます。 しかし、オランダとアメリカの選手に越されてしまい最終6回目を5位で迎えます。 会場から大きな手拍子が巻き起こる中跳んだ6回目、しかし記録を更新することができず5位で神戸世界パラを終えました。 それでも42歳の山本は「まだまだ戦えると思った。パリに向けてもあきらめずに記録を伸ばしていきたい」と語りました。 またこの試合、日本勢は山本に加え、稲垣克明と近藤元も出場。この種目日本選手3人のフルエントリーは国際大会では初となりました。 山本にあこがれて始めた近藤はこの日パーソナルベストを更新する6m18を跳びました。山本は「フルエントリーは本当に快挙。近藤は伸び盛りの選手だしもっともっと伸びていってほしい。」と若手の活躍にも期待していました。 〔今大会日本勢のメダル〕※19日時点 金:0 銀:0 銅:2

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