【KIYAMA LOVERS】『菓子処あびによん』しし舞・酒びたし・エミューの卵!? 和洋折衷の基山銘菓のスゴ腕職人!
九州の交通網の要!緑豊かで暮らしやすいまち! 佐賀県基山町の愛すべきヒト・モノ・コトを《ジモタイムズWish》スタッフが体験リポートする連載企画【KIYAMA LOVERS(基山ラバーズ)】。今回は「基山のご当地菓子ならココだね」と基山町民が口を揃えて教えてくれる『菓子処あびによん』をご紹介します!
『菓子処あびによん』があるのは、JR基山駅前通りの一角。たくさんの専門店や施設が軒を連ねている基山町民憩いの場所『きやまモール商店街』の入口にある。その土地、その地域ごとに愛されているご当地銘菓。そんなご当地銘菓の宝庫がこの『菓子処あびによん』だ。店に並ぶ菓子は洋菓子から和菓子、和洋折衷のオリジナル菓子など常時約100種類!
そんな基山銘菓をつくっているのが3代目店主の梁井雅伸さんだ。基山生まれの基山育ち。学生時代は白球を追いかけた野球少年だった。『菓子処あびによん』は祖父が和菓子屋として創業し、父の代では洋菓子屋に。「和菓子も洋菓子もずっと変わらない味でホッとするというお客さんの声が一番うれしい」と梁井さん。代々受け継がれてきた店の味を守り、基山の味へと進化させてきた。今では親子3代、遠くは海外から、その味を求めて多くのファンが足を運んでいる。
ご当地銘菓として大好評なのが、梁井さんも演者として参加している基山町の伝統芸能「獅子舞」から命名した『しし舞』(1個169円)。基山商店の生酒とウォッカを純白のカステラ生地に含ませた「酒ケーキ」だ。全国コンクールに出品した際は奨励賞を受賞した、生酒の芳醇な香りが楽しめる大人向けの逸品だ。そんな銘菓をベースに「佐賀のお酒の食べ比べ」というコンセプトで生まれた『酒びたしカステラ』(8個入1600円)も看板メニューのひとつ。地酒と共にお酒好きへの贈り物にもぴったりだ。
基山町の名物のひとつ、エミューの卵を使った斬新なカステラ菓子がこの『エミューの卵』(1個250円)。商品と一緒にディスプレイされているエミューの卵の大きさと色合いにビックリ。そんな深緑色をしたエミューの卵をイメージして創作された姿かたちが個性的とあって瞬く間に大人気に。中身はミルクあんにイチゴジャムを合わせた、誰もが好む王道の味わい。手土産にすれば「なにこれ〜(笑)」とほっこり笑顔と会話が生まれる基山らしいご当地銘菓だ。
語るべき銘菓は数々あれど、基山町民から長く愛されているロングセラーのソウルスイーツがフルーツ大福や基山町のイメージキャラクター「きやまん」の焼印が可愛いらしいどら焼き。中でも一番人気は『しあわせ大福』(1個324円)。大人の握りこぶしほどあるビッグサイズ。ふわふわ、もちもち、とろ〜んと伸びやかなお餅の中には、たっぷりの生クリームに包まれたイチゴ、バナナ、栗の甘露煮が入っている、とっても贅沢な大福餅だ。その名の通り、一口頬張れば口一杯に幸せが広がること間違いなし。
通えば、通うほど、“しあわせの味”に出会えるスイート・スポット『菓子処あびによん』。
ぜひ基山ならではの“口福”を味わってみてください。
■ 菓子処あびによん
住所 佐賀県三養基郡基山町大字宮浦186-9
電話 0942-92-3465
営業時間 9:00~19:00
定休日 水曜
駐車場 共用あり