笑福亭の捨て育ち
2019年12月17日
奥田 智子
私も初めて知ったのだけれど、
上方落語の世界では、
「笑福亭の捨て育ち」
という言葉があるそうだ。
笑福亭松鶴一門は、
入門しても師匠は弟子に手取り足取り教えず、
自分で修業をしていく。
だから仁鶴さん、鶴光さん、鶴瓶さんなど、
門下からは、個性的な落語家が生まれたそうだ。
ただでさえそんなふうなのに
師匠に先立たれた今回のゲスト、
笑福亭風喬さんの心境はいかがなものか…。
「…ですから、だれも私をクビにはできない!」
なるほどね~
それでこそ落語家!
うきは市出身の風喬さんは、
大学時代に6代目笑福亭松喬に入門、
大阪弁に苦労しながら
修業を重ねていた最中に師匠がなくなり独り立ち。
現在、大阪の繁昌亭を中心に活動している。
今回は江戸落語と上方落語の違いをわかりやすく教えてくれる。
radiko.jpで、そのあとは
サトコノヘヤのホームページでどうぞ!
(来年1月4日には久留米シティプラザで
「正月風喬」と題した独演会もある)