税理士に相談してみたら?
2020年10月15日
奥田 智子
本当は隠しておきたいことだけど、
本当は一番気になること。
お金の話し。
10月12日の「サトコノヘヤ」は
お金の相談なら…ということで
「税理士」という仕事を見つめてみた。
3300人の税理士が登録している九州北部税理士会の会長、
武部道孝さん(67)。
福岡市生まれの武部さんのご実家は
別府橋のたもとで書店をしていた。
大学を出た年が就職氷河期の真っただ中、
就職先を探す間、顧問税理士のもとで勉強していると
だんだんと仕事に興味がわいてきた。
¥税理士になるには…?
税理士は国家資格だがまず受験資格というものがある。
大学では経済法律を1科目でも単位を取って卒業していること、
または簿記検定1級の資格を持っていること、または、
会計の実務を2年以上をしていること。
結構厳しい条件だが、
最初のハードルを越えれば見えてくるものがある。
¥「すごろく」理論
試験は11科目から5科目を取得する。
ただ、一度合格すれば永久に有効だ。なので、
「すごろく」のように1年に1科目ずつでも取っていって
5科目になれば晴れて税理士の資格を得ることができる。
年齢制限はない。
武部さんも30歳で税理士に、そこで結婚をした。
¥知ってそうで知らない税理士の仕事とは…?
税金の相談だけでなく、人生相談から相続、成年後見人など
顧客と長~いお付き合いをする
めちゃめちゃ人間臭い仕事だそうだ。
ただし!
最近はドライな顧客も多く、
電話口で断られることもあるそうで、
変化する税法への対応を勉強する講習会を頻繁に開き
インプットを怠らないように気を使っているそうだ。
¥今年は、コロナの影響で税金の計算むずかしい?
特別定額給付金は非課税、申告する必要はない。
ただ、
持続化給付金は課税対象。
確定申告時に無料で相談できる機会がある。
また、常設で8の付く日と9の付く日、税理士会館で
無料相談を実施している。
ぜひ、ホームページを。
*サトコノヘヤのホームページで
内容をお聞きになれます。