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KBCアナウンサーブログ奥田 智子

津山恵子さんーNYC在住のジャーナリストー

2021年01月14日

奥田 智子

エネルギッシュでいて冷静沈着。
時にユーモアを交えて、
印象的なフレーズを残してくださる津山恵子さんは、
激動のニューヨークをつぶさに発信し続けた。

東京ご出身。
東京外語大学フランス語学科卒。
共同通信社に入社後初赴任地が福岡だった。
もちろん察廻り担当。ここで報道取材を一から学ぶ。
老後に住みたいと思うほど福岡を好きになり今でも毎年訪れる。

経済部で初めての女性記者は、
ニューヨーク支局の特派員になったのも初めての女性だった。
株、石油、為替を記事にして3年3ヵ月。
街は気に入っていたが、転勤の命が下る。
帰りの飛行機の中で、

「今戻れば友達がいるし、特派員時代の財産を生かしてジャーナリズムの仕事に就ける」

東京に着くころには退職の決意を固めていた。

初めの数か月はリクルート。
気が付けば地下鉄も乗りこなしてなかった。
美術館、Met Operaの立見席に行ったり、楽しくて仕方なかった。
大きな転機は「アエラ」の記事を書いたことだ。
記事が編集者の目に留まり、次々とキャリアを広げていく。
facebookのCEOマーク・ザッカーバーグにもインタビューした。

ーどんな人?
いつも通り、黒い木綿のパーカーに白い100均のような靴下で現れた。
頭の回転が速い。
面白かったのは「なぜその質問するのか?」と
逆質問してくること。
鼻の頭に何かついているかのように凝視したのち
マシンガンのように早口でしゃべり始める。


—2020年はニューヨークにとってもでかつてない激動の年だった?
大統領選挙取材も新型コロナの影響で現場に行くことができなかった。
そのかわりオンライン会議形式で世界中の人にインタビューすることができた。
別の意味で可能性があると思った。

ー若年層と黒人がバイデン氏に投票した。
白人の男性はトランプさんに投票、
それ以外の人種的マイノリティがバイデンさん。
男女比だと、男性5割以上トランプ氏、女性57%バイデン氏。

ー副大統領候補のカマラ・ハリスさんの人気は?
髙い。彼女を当選させたいからバイデンに投票した人も。
キャリアもオーラもあるが、
ナチュラルな感じがすごくいい。
ファーストレディーで元国務長官だったヒラリー・クリントンさんと比べると、
男性が望んでも得られないキャリアを持っていたヒラリーさんは、
そのキャリアが鼻についていた。
それに比べると、
知性とナチュラルさで表に出てきた人。
加えてジャマイカ人の父とインド人の母を持つ。
女性、黒人、アジア系とありとあらゆるマイノリティが声援を送っている。

ー新政権の布陣には女性、マイノリティの登用が目立つ。変化が予想される?
経済チーム3つの主要閣僚ポストがすべて女性。
ホワイトハウスの上級広報チームもすべて女性。
女性がマジョリティにいることで変えていけるものは多い。
アメリカでも“ガラスの天井”はあるが、人材は各分野で育っている。


「活動の拠点を日本にすることはもうない」と言い切る。
コロナの経験で
世界中どこからでも原稿を出せてどこからでも取材ができることがわかった。
フットワークは軽く、しなやかで貪欲だ。
「これから新しい国に住んでゼロから始めるのもいい」と
いたずらっぽく笑った。

*2021年1月10日放送の「サトコノヘヤ」はradiko.jpのタイムフリーでお聞きになれます。

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