MAP 閉じる

検 索 閉じる

番組検索

番組キーワードから探す

番組名から探す

KBCマップ

エリア

辛いものマップ

ANNOUNCER

KBCアナウンサーブログ富田 薫

夏の暑さに耐えられなくなったら映画館へ走れ!            『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』

2019年08月02日

富田 薫

https://wildspeed-official.jp/

物理学を超越したシーンがこれでもかこれでもかと続きます!

 見ているうちに最近使っていなかった言葉を思い出した。それは「インフレ」…。

 日用品やサービスの値段(物価)が上がることで、経済的には良いインフレと悪いインフレがあるとされるが、この作品では「配役」「アクション」「特殊効果」「ストーリー」のすべてが良い方の「ハイパー・インフレ」状態。夏休みのストレス解消にドンピシャのアクション超大作だ。

 ご存じ、これまでに8作ある大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』の最新作だが、その“ワイスピ”と略される本家も全世界累計興収が5千億円を突破し、日本での興収は右肩上がりで増えている「インフレ状態」。

 原題の「HOBBS&SHAW」からもわかるように、ドウェイン・ジョンソン演じる元FBIの特別捜査官ルーク・ホブスとジェイソン・ステイサム演じる元MI6エージェントのデッカード・ショウが主人公。だから「スーパーコンボ」なのね。

 このレベルの大物2人が共演すると周りのスタッフが気を使ってしまい、出演時間もショット数も同じに…なんてヘンなことになる作品もあるが、2人とも完全にガチ対決で“ワイスピ”を楽しんでいる風情。そこに敵役としてこれまた大物のイドリス・エルバが絡む豪華なキャスティングだ。

 物語は、人類の半分を滅ぼすほどの新型ウイルスを狙うテロ組織と身を挺して守るMI6エージェントのハッティ・ショウとのアクションシーンから始まる。彼女はデッカード・ショウの妹で…って妹がいたの?という感じだが、細かいことは抜きにして話は進む。

 そこからは、地上走行シーンなのにSF映画の宇宙空間なみのVFX、高層ビルから命綱なしで飛び降りて、どこで見つけてきたのか広大な工場群を爆破してあっという間に消し去り、しまいには素手でヘリコプターを引き寄せるというまさに“神業”の連続。「そんなことできるはずないだろ!」とツッコミたくなるシーン満載で笑うしかない展開だ。

 一連のシリーズを見ていない観客に配慮した演出になってはいるが、ホブスがなぜFBIに入ったのかというエピソードや、車をパワーアップさせる仕掛け、結局強いものは武器よりもファミリーの絆…といった本家の要素も垣間見ることができる。2人が執拗に協力を拒む理由は、過去作を見てのお楽しみだろう。

 エンドロールの最後の最後で続編のヒントが披露されるが、今後は「ワイルド・スピード・ユニバース」が展開されるかのようなインフレ感で、“ワイスピ・ファン”としてはいやがうえにも期待が高まるのだった。

 ※8月2日(金)、つまり今日から、なんと日米同時ロードショー!

ジェイソン・ステイサムは相変わらずアドレナリン全開で…。
ドウェイン・ジョンソンは撮影を楽しんでいる感じ。プロデューサーにも名を連ねてました。
テレビドラマ「相棒」とは違う上下関係のないバディものとしては大成功!
(c)UNIVERSAL PICTURES