MAP 閉じる

検 索 閉じる

番組検索

番組キーワードから探す

番組名から探す

KBCマップ

エリア

辛いものマップ

ANNOUNCER

KBCアナウンサーブログ富田 薫

ワンちゃんの演技がまさに“わんダフル”!               『僕のワンダフル・ジャーニー』

2019年09月13日

富田 薫

※詳しい映画情報はこちらまで→https://boku-wonderful.jp/

 2017年にヒットした『僕のワンダフル・ライフ』の続編だ。「主人公の犬が何度も生まれ変わり、登場人物の人生にからむ」という珍しい設定は変わっていない。それが“二番煎じ”にならなかったのは、どこの家庭にも多かれ少なかれある「親子間の問題」をうまくからめていたからだろう。

 物語は、前作と同じ牧場でのシーンから始まり、やはり前作に続き“ベイリー/バディ”という名前の犬が登場する。デニス・クエイド演じるじいちゃんと、マージ・ヘルゲンバーガー演じるばあちゃんの元で育つ孫の“CJ”が人間の主人公。

 “ある理由”で彼女のパパは登場せず、ベティ・ギルピン演じるママは女優を目指しているけど、悩みがある様子。そんな中、教育方針の対立からCJは別の場所で人生を送ることになる。

 少し時間がたってCJは“モリー”という名のビーグルのミックス犬を飼うけど、これが最初の犬の生まれ変わり。さらに“ビッグ・ドッグ(アフリカン・ボーアボール)”を経て“マックス(ヨークシャー・テリア)”と数々の“犬生”を歩んで彼女を守るってお話。…ですが、その犬たちの演技には舌を巻きましたよ。

 中には、偶然そんな仕草をしたシーンもあるだろうけど、あたかも監督の指示が分かっているかのような風情。“マックス”に至ってはおよそ500匹の犬でオーデションが行われたというから、動物にまつわるアメリカ映画文化の奥深さはハンパないと感じた次第。

 さらに、その声を前作同様に担当したジョシュ・ギャッドが絶妙。あの『アナと雪の女王』のオラフ役、といってピンとこなければ、実写版『美女と野獣』のガストンの相棒ね。彼の“心に染み入るセリフ”によって作品の魅力が増したことは間違いない。ちなみに、日本語吹き替え版は『ゲゲゲの鬼太郎・第5シリーズ』でねずみ男を担当した高木 渉(たかぎ・わたる)さん。

 そして、犬の視点から描くために下からのカメラアングルが多い。俳優さんの衣装デザインは、最初に靴選びから始まり、それから靴下、その後ボトムズという展開になったという。

 「世代間の人生の考え方の違い」といったテーマを織り交ぜることで、単なる「かわいいワンちゃんが登場する作品」にとどまらず、子育てのことを考えさえられる内容になっており、最初は突飛なものに思えた“主人公の犬が何回か生まれ変わる”という設定も、ここまでやってくれれば“ライフ”“ジャーニー”ときて“ファミリー”なんて展開もアリかなと思えたりして…。

 ※2019年9月13日(金)全国ロードショー
 (c) 2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

「どうやってワンちゃんにそんな演技をさせるのよ?」というシーンの連続!
当然“CJ”の彼氏も登場しますが、ある運命が待っていて…。
子供時代の“CJ”役は『アントマン』に出ていた“アビー・ライダー・フォートソン”。
大人になった“CJ”を演じるのは“キャスリン・プレスコット”で日本語吹き替え版の声は早見あかりさん。それぞれの俳優さんに合わせたワンちゃんの“犬選”も絶妙で…。