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KBCアナウンサーブログ富田 薫

新作ショウが福岡に登場!『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』

2021年03月24日

富田 薫

この公演のさらに詳しい情報はこちらまで→https://www.shiki.jp/applause/bridge/

劇団四季のヒット作でおなじみの名曲が次々に登場!

 今年、創立68周年を迎える劇団四季が首都圏の新しい拠点としてJR東日本四季劇場[春]をオープンさせた。そのオープニングを飾るショウとして制作されたオリジナルの新作が福岡市のキャナルシティ劇場で上演中だ。

 内容は「劇団四季の歴史を振り返るベスト盤」的な演出だが、1時間30分があっという間だった。

 具体的には『魔法をすてたマジョリン』『人間になりたがった猫』といった劇団四季オリジナルミュージカルから『キャッツ』『エビータ』『美女と野獣』『ウィキッド』『コーラスライン』など、劇団四季が日本に定着させた海外ミュージカルの名曲の数々がオープニングからフィナーレまでの7場面にわたって披露される。

 7つの場面には、いずれも四季が大切にしてきたステージへの想いや観客に伝えたいテーマがあり、それらは“劇場で夢を創り出す”ことや“人生を謳歌すること”に“平和への祈り”まで多岐にわたる。

 名曲の数々は“時系列”ではなく“ランダム”に演じられる。たとえば…『アラジン』の「新しい世界―ア ホール ニュー ワールド」に続いて『リトルマーメイド』でおなじみの「アンダー・ザ・シー&パート・オブ・ユア・ワールド」。『ミュージカル李香蘭』の「二つの祖国」に続いて『ノートルダムの鐘』の「いつか」。そして『オペラ座の怪人』の「ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」には『美女と野獣』から「人間に戻りたい」といった具合。

ラインナップには「平和への祈り」を込めた作品もあって…。

 演出が単調にならないのは、劇団創立間もない1956年に入団した詩人・吉原幸子氏の詩「ハングリー・キャッツ」が披露されるかと思えば、自分が小学生時代に鑑賞した「日生劇場(東京)」での『はだかの王様』の様子が登場するなど、懐かしさがあるからだろう。

 衣裳も見どころがたくさんあって、最初の無彩色は赤川次郎氏の『夢から醒めた夢』のムードにピッタリだし、第6&7場の丸山敬太氏によるものは華やかさと同時に斬新さを楽しむことができる。

 フィナーレは『コーラスライン』から「ワン」が披露され、それだけでも見に来た価値があるパフォーマンスだったが、カーテンコールでステージと観客席が一体となった瞬間は、劇団四季の「70年近い貫禄の歴史」を感じさせるものだった。

※キャナルシティ劇場での福岡公演は、3月28日(日)まで。
※チケットなどのお問い合わせは劇団四季福岡オフィス:0570-008-110

カーテンコールまで目が離せない演出・衣裳・場面転換で、あっという間の1時間30分!