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アサデス。KBC「毎週月~金 あさ6時~放送」

毎週月~金 あさ6時~放送

放送内容

私、担々麵を頼みましたけど…?まるで絵画のよう 田舎的大衆中華のひと皿にため息~ふるさとWish香春町~

2021年04月20日

[ふるさとWish企画]

人気メニューだという前衛的ひと皿「汁なしビビット担々麵」 

人口およそ1万1000人。銅や石炭をはじめとする天然資源に恵まれた福岡県・香春町のシンボルといえば、山の半分がスパーンと斬られたような「香春岳」。こちらで採掘される良質な石灰は、主にセメントとして加工され、世界中に輸出されてきました。

外観はファミリー向けっぽい大衆中華の様相

そんな香春町で、町民ならだれでも知っている中華料理店「情熱的中華厨房 味都」。初めて訪れる人でも見つけやすい、パンダが描かれた赤い看板が目印です。

店内にも、いろんなところにパンダがピョコピョコ。しかも、どれもちょっとクセが強め(笑)。パンダ大好きな店主の西島新太郎さんが、女性に人気が高いという看板メニューを出してくれました。

香春町産の野菜がふんだんに使われている

「え!?!?」

出てきたのは、いわぶ見梨リポーターが声を失ってしまうほど鮮やかな芸術的プレート。「担々麵」だと言われてもピンときません。お花散っているし、麺は緑色だし、赤いソースあるし…初めてのものが多すぎてちょっと頭が追いつきません。でも混ぜて食べると「おいしいです!さっぱりしているけれどお肉のうま味も感じられて。すごく優しい担々麵ですね!」と、感動するいわぶリポーター。

赤いソースはビーツ、麺にはとれたてのホウレンソウと小松菜が練り込まれているそう。「とれたての野菜を使うと苦みやえぐみが出ないんです」と西島さん。他に、紫キャベツのスプラウト、赤タマネギ、青ネギと青唐辛子のラー油、ライラックの花びらが使われているといいます。

金魚は点心です

さらに、隣に置かれた器のふたを取ると…中にいたものと目が合ってしまいました!こちらは「キンギョとスッポンのスープ」。安心してください。本物の金魚は入っていません。

デザートも抜かりなし 左下の包まれているパンダが…

どれも思わずカメラを向けたくなる料理の数々は、主にコースやおススメの一品として提供しているそう。このような美しいひと皿を作るようになったのは、12年前に訪れたある客の一言だったといいます。「クープというデザートを出したときに『田舎といえども侮るなかれ』と言われました。そこで気づいたんです。私は田舎で料理していることを少しコンプレックスに思っていましたが、あえてこの場所でおしゃれな料理を出すとそれがギャップ(強み)になると」。

2009年に「道の駅 香春」ができたことも、地元で店を続ける西島さんの背中を押しました。「お客さんがいっぱい来て野菜を買う。そうしたら生産者さんたちもやる気が出て、いろんな種類の野菜を季節ごとにたくさん出すようになったんです」。料理のイメージはフレンチやイタリアン。「けれど食べると、ちゃんと中華料理。そこは常に意識しています」。

香春町で「わぁっ!」と驚くひと皿を-。西島さんの挑戦はまだまだ続きます。

情熱的中華厨房 味都
福岡県田川郡香春町香春1054-7
0947-32-7552

※この情報は、朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(4月20日放送)でお届けしました。 リポーター:いわぶ見梨

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情熱的中華厨房 味都
  • 福岡県田川郡香春町香春1054-7

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