子どもが未来に向かって成長する、
ちいさなプロセスを見つめてきた
KBCの特別番組「とびきりのいっぽ」。
今年は コロナ禍でいつもとちがう一年を過ごした子どもたちが、
今できるカタチで困難に立ち向かい、「いっぽ」成長する姿を追いかけます。
コロナだから…と諦めたくない!ひたむきに前をむく子どもたちは、
大人たちにも何かを教えてくれる貴重な存在。
子どもたちのいのちのかがやきを、目の当たりにしませんか?
真っ白な顔に赤い鼻。
ルーズベルト君(8歳)には小学生とサーカスのピエロという2つの顔が!
週末、ステージに立てば大人顔負けで縦横無尽に動き回り、コミカルな表情や
アクロバティックな動きでお客さんを魅了します。
九州各地で感動と笑いを届ける「ハッピードリームサーカス」は
飯塚市で2020年9月まで2か月間の公演予定でしたが、
新型コロナ感染拡大の影響を受け飯塚市にとどまり
翌年2月まで公演延期そして週末だけの開催を余儀なくされました。
だけど、各地の小学校をいつも短期間で転校していたルーズベルト君にとっては今までで
一番長くクラスメートと一緒に過ごせる特別な経験になりました。
最終公演日は2月23日。クラスのみんなに新しいパフォーマンスを見せたい!
今、ルーズベルト君は大好きな一輪車で“ある大技”を練習中。
サーカスの大先輩でもあるパパとママの愛情こもった熱い特訓を乗り越え
みんなに披露することができるのか?
コロナ禍で高校最後の体育大会が中止となり、
応援合戦の名物「チアリーディング」を披露することが出来ず仲間と涙を流しました。
気持ちを切り替え受験勉強に打ち込む中、「とびきりのいっぽ」の募集を知り
卒業を前に同級生たちに披露することが出来たらと番組に応募してくれました!
大学受験のため、準備期間はおよそ2週間!
限られた時間の中で全力を尽くし仲間8人と
「チアリーディング」を完成させる様子を追いかけます。
コロナに翻弄された高校3年生。心にしまった「熱い思い」をチアにぶつけます!
兄はバスケット、妹はバレエ、小学2年生のヒカルくんは野球。
とにかく体を動かす事が大好きな篠倉家。
しかし、そんな篠倉家に悲劇が襲う。
お父さんが胃がんステージ4を宣告された。
苦しい闘病生活の支えとなっているのが、息子のヒカル君。
野球をしている姿をみているだけで、元気が貰えるという。
そんなヒカル君は、福岡市の野球教室に通っている。
周りは一回り大きい上級生ばかり(4・5年生)
打席では、上級生が投げる速球をファールにするだけで精一杯。
「絶対に打てない!!」と意気消沈している。
そんなヒカル君の将来の夢が、
「甲斐選手みたいに、ヒットとホームランを打てるキャッチャーになりたい」
プロ野球選手として決して体は大きくない甲斐選手が、
プロで活躍している姿を見て勇気をもらっているという。
「体が小さくてもヒットとホームランを打ちたい」