目の不自由な方でも楽しめる音声ガイドサービスを九州国立博物館に提供
2022.04.11
目の不自由な方でも博物館をもっと便利にもっと楽しく!
九州国立博物館で新音声ガイドサービス開始!!
多言語音声ガイド「jaj.jp」を手掛ける株式会社ケイ・ビー・シー映像(福岡市中央区、以下 KBC映像)と、障がい者に対して社会参画促進や生活支援に関する事業を行う特定非営利活動法人アイ・コラボレーション神戸(神戸市中央区)は協業し、九州国立博物館において視覚に障害がある人でも博物館を便利に楽しくめぐることが出来るソリューションのサービス提供を開始しました。
九州国立博物館ホームページ↓↓
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_info_navi.html
本サービスは、スペイン発の視覚障がい者のためのスマートフォンアプリ「 NaviLens(ナビレンス) 」を使用します。
スマートフォンでアプリを起動させ、専用の標識にカメラを向けると、標識に登録された文章がコンピュータ音声で自動再生されます。また、言語設定に応じて世界30言語以上に自動翻訳されます。日本での本格導入はヴァンジ彫刻庭園美術館(静岡県)に続き2例目です。
KBC映像は九州朝日放送のグループ会社で、グループとしては『音の出る信号機』の設置や、点字教室の運営、目の不自由な方のためのバリアフリー映画の制作などの活動をしています。
今後も、多言語音声ガイド事業で得てきたノウハウと視覚障がい者への取り組みを合わせることで、外国の方や目の不自由な方たちがもっと安心して博物館を楽しむことを目的としてサービスを提供し、ユニバーサルデザインとコンテンツの観点から情報バリアフリーを実現し、合理的配慮のもと共生社会の実現を目指します。
ナビレンスについて↓↓
https://www.navilens.com/ja/
【サービスイメージ】
【特定非営利活動法人アイ・コラボレーション神戸について】
https://ickobe.jp/
障がい者に対して、社会参画促進や生活支援に関する事業を行い、一人でも多くの障害者が社会参加できる機会及び可能性の創出に寄与することを目的とした特定非営利活動法人。ホームページ制作・デザイン・システム構築・アプリなどのUI設計・ウェブアクセシビリティ診断・ユーザー評価・職員研修を行ってウェブ制作やウェブアクセシビリティの検証・改善サービスなどを提供するとともに、NaviLensの窓口・設置サポートを行っている
【株式会社ケイ・ビー・シー映像について】
http://kbceizo.co.jp/
1985年設立。九州朝日放送(KBC)のグループ企業として、番組・映像制作を担う九州最大規模の総合プロダクション。テレビ番組の制作を主軸に、VP・CM・撮影・MAなどを行う。“伝える・伝わる”コンテンツ制作にこだわった豊富な実績をもとに、ネット回線や電波が届かない環境でもクローズドWiFiを使用してスマートフォンなどで聞くことが出来る多言語音声ガイド『jaj.jp』など、新たなサービス開発も手がけている。
092-752-1183
[受付時間] 10:00~17:00(土日祝は休み)KBC MoooVへのお問い合わせは、こちらから。
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