芸能界をはじめ様々な分野での交友が広く、
明るいキャラクターで幅広い支持を得ているタレントの中山秀征さんが、
著名人の「家」を訪問し、「家」を通してその人が持つ素顔・魅力や人間性を突き詰めていく番組、
それが「中山秀征の究極ハウス」です。
KBCではこれまで3本を制作、石原裕次郎さんや坂本九さん、いかりや長介さんなど、
昭和を代表する大スターの家と彼らが住んでいた「家」にまつわるエピソードを紹介し、
これまで知られていなかったスターの素顔に迫ってきました。
山梨県河口湖畔にある、愛称「きみまろ庵」。
ブレイク前、鳴かず飛ばずだった42歳の綾小路きみまろが、初めて見て以来憧れ続けた富士山のそばに、無謀にもローンを組み「夢のマイホーム」を購入しました。「きみまろ庵」から見える富士山はまさに絶景。家から富士山の頂きを眺めながら、ブレイクを誓ったそうです。
そして、ブレイクのきっかけとなった自作の「カセットテープ」。カセットのアイデアはこの家で生まれ、この家があることで夢を諦めず挑戦し続けることができました。
夢のマイホームを手に入れた息子に、鹿児島の父親から感動のプレゼント。家の中には、趣味の骨とう品の数々。そして夢を追い続けた男が考える「エンディングノート」とは。そこには、家を交えた新たな挑戦がありました。
『ある日突然、6畳の洋間に主人がマットを敷きました。その日から吉田家のレスリング漬けの暮らしが始まったんです」(母・幸代さん談)。
泣き虫だった普通の女の子をオリンピック3連覇、世界大会16連覇という女子レスリングの第一人者に育て上げた家。父は公務員・母は専業主婦。二人の兄と家族5人の暮らしは決して裕福とは言えないものでした。それでも、父・栄勝の厳しい指導のもと、「オリンピックで金メダルをとる」という夢に向かって、レスリングを通して家族一丸となった充実した毎日だったといいます。
沙保里の引退後も、息づく吉田家のレスリングDNA。甥・姪たちも世界を目指し、兄・栄利さんの指導のもと、日夜練習に明け暮れています。7人の甥・姪たちと、レスリング下宿のこどもたちも全員出演。明るく楽しく厳しい吉田家の姿から、家族の絆が見えてきます。