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子育て支援で農業改革

2024年04月13日

[宮崎県]

秋月種茂(2)

宮崎県の中央部に位置する高鍋町。
宮崎県内で最も面積の小さい町です。

今から264年前の宝暦10年、高鍋藩7代藩主となったのが秋月種茂でした。

種茂が初めて高鍋の地へやって来たときには、僅か2万7千石の貧しい藩でした。
豊かな国作りの第一歩は、米の収穫高を上げること。
そこで種茂が最初に取組んだのは、農地と農民を増やすことでした。

未開の農地を開拓し、さらに農民に対して画期的な政策を行いました。
それは、現代の児童手当制度の先駆けだったのだとか。

石川正樹さん
「種茂は、3人目の子供から1日につき米2合、または麦3合を支給したのです。」

家族が増えるたび、飢えに苦しむ農民の生活をなんとかしなければ!
この農民への子育て支援策が、農業改革に繋がったのです。

農民人口を増やすことが農業改革へと繋がる。

種茂が行った次の政策は、この藩から優秀な人材を育てていくこと。
農業改革に続き取組んだのは、教育改革でした。

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