JR九州「クイーンビートル 来月末までに改善報告書提出」
福岡|
09/20 19:22
クイーンビートルのいわゆる“浸水隠し”をめぐる行政処分について、JR九州高速船が来月末までに国に改善報告書を提出することが、明らかになりました。
国土交通省は17日、JR九州高速船に2つの行政処分を出しました。
「輸送の安全の確保命令」は、同社へは2回目。「安全統括管理者及び運航管理者の解任命令」は、全国で初めての処分です。
親会社であるJR九州の20日の会見で、古宮洋二社長は「極めて重く受け止めている」としたうえで、JR九州高速船は、指摘された9項目についての改善報告書を、来月末までに提出することを明らかにしました。
また、「お客様と関係する方々の信頼回復に努め、運航再開を目指していきたい」とし、グループ全社員に対して、安全意識の徹底に努めていく考えを強調しました。