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「つい介護に苛立ちを感じた」と話しているということです。北九州市の有料老人ホームで先月、９４歳から１０５歳の認知症の入居者４人に暴行を加えたとして、４９歳の職員の男が逮捕されました。

警察によりますと、遠賀郡岡垣町の介護職員・大石竜也容疑者（４９）は先月２４日、勤務する北九州市八幡西区の老人ホームで、９４歳から１０５歳の認知症の入居者４人に対し、顔や頭をたたくなどの暴行を加えた疑いがもたれています。

暴行は、入居者が起床して朝食をとるまでの午前６時ごろから７時ごろの間に行われたとみられ、当時、大石容疑者が１人で勤務していました。

入浴を担当した別の職員が、９４歳の女性の体にあざがあるのを見つけ、防犯カメラの映像を確認したところ、大石容疑者が入居者をたたく様子が映っていたということです。

警察の調べに容疑を認め、「つい介護に苛立ちを感じた」と話しているということです。

警察が余罪を含め、詳しい状況を調べています。