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北陸４県のおいしいグルメや伝統工芸品を楽しめる物産展が、２６日から福岡市天神のデパートで始まりました。

会場には富山の名産・白エビの天ぷらや福井のカニをたっぷりと使ったお弁当などの王道グルメのほか、輪島塗などの伝統工芸品が並びました。

大丸福岡天神店で始まった「おいだすばせ！北陸展」は、能登半島地震にも負けず頑張る北陸の魅力を知ってもらい商品を買って応援してもらおうと今回、初めて開催されました会場には、石川の特産加賀棒ほうじ茶を使ったＳＮＳ映え間違いなしの商品も。

渡邊晃佑記者リポート「甘い！とても甘いですほうじ茶とのバランスが最高です」

またイートインスペースもあり能登の熟成焼栗を使ったパフェは「栗がとても滑らかでアイスとの相性も抜群です」

そのほか地酒の飲み比べなど楽しむ事ができます。

地酒を飲み比べていた人は「新潟まで行きたいくらいですけどね。全然こんなに（お酒の味が）違うとは思わなかった」と話し、別のお客さんは「まずは金箔のソフトクリームを食べたくてあとは目についたもの買おうかなって」と話していました。

大丸福岡天神店の担当者は「夏前ぐらいに現地に行って本当に元気な石川県を見てこの石川県を福岡でお客様に知ってほしい。美味しいグルメをたくさん買って帰っていただければなという風に思います」と話していました。

また、北陸の金箔と、九州の縁起物のおはじきがコラボした商品も限定で販売されています。

実はこのおはじき企画したバイヤーが自らデザインを描いたということです。

北陸の魅力を堪能できるこのイベントは来月３日まで開催されます。

一方、大丸福岡天神店の地下２階では福岡初出店となるミルクに強いこだわり持つスイーツブランド「ＭＩＬＫＳＴＡＲ」が、期間限定で登場しました。

看板商品のマドレーヌはふわっとした口当たりで、バターの芳醇な味わいの中に上品なミルクの甘さを感じる事ができます。

こちらのお店では、すべてのスイーツに「脱脂粉乳」を使用しています。

脱脂粉乳は、生乳からバターを作る際に生まれる副産物で、栄養価が高いものの脂肪分が少なく牛乳に比べて使いにくいことなどから、成乳メーカーなどが在庫を抱えてしまう問題があるということです。

その脱脂粉乳を無駄なく生かすことで、サステナブルなスイーツ作りを実現しています。

株式会社ＨｉＯＬＩの玉井賀子取締役は「１社で解決できるわけではないのですが、お菓子作りに欠かせないバターを使うものとして脱脂粉乳も上手に使うことで少しでも脱脂粉乳の消化に尽力できればと思っています」

おいしさを一番に考え、その結果として脱脂粉乳の消費にもつながる仕組みを目指すミルクスターの商品。

来月１８日まで大丸福岡天神店で販売されています。