日本生命出向者の情報持ち出し 生保協会長 保険各社に調査指示も
経済|
07/18 23:57
住友生命の高田幸徳社長は生命保険協会の会長就任会見で、日本生命の出向社員による情報持ち出し問題について、各社に調査を指示することもあり得るとの考えを示しました。
生命保険協会
高田幸徳会長
「現時点では具体的な詳細が不明なため、現段階でのコメントは差し控えさせていただきたく存じます。なお今後、協会として必要な対応が出てくるようであれば適切な対応を検討していきたいと考えてございます」
日本生命の社員は去年3月、出向先の三菱UFJ銀行から他の生命保険会社の商品改定状況などの内部情報を無断で持ち出していました。
会見ではこの問題に関する質問が相次ぎましたが、高田会長は詳細が分からないとしてコメントを避けました。
その一方で、必要であれば協会として生命保険各社に調査を指示することも検討するとの考えを示しました。