ハマスが新たに人質遺体3体返還 米中央軍がガザ地区でハマス関係者の物資略奪指摘も
国際|
11/03 04:59
ガザ地区の和平合意が揺らぐなか、イスラム組織「ハマス」が人質の遺体3体を新たに返還しました。
イスラエル軍は2日、国際赤十字を通じてハマスから死亡した人質の遺体3体が納められた棺(ひつぎ)を引き渡されたと明らかにしました。
今後、身元の特定を進めるとしています。
3体が人質のものと確認されれば、ガザ地区に残るのは8人となります。
和平合意を巡っては、双方が合意違反を主張するなど脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りとなっています。
こうしたなか、アメリカ中央軍はハマス関係者とみられる人物が支援物資を積んだトラックを略奪したとSNSに投稿しました。
ハマス側は声明を出し、「虚偽だ」と反発しています。
仲介国らに対しては、物資搬入の制限を続けるイスラエルに対し、圧力を強めるよう求めています。





