「朝鮮通信使」を自転車で再現 17日間かけ東京に到着 日韓国交正常化60周年
国際|
11/12 07:41
江戸時代の終わりに途絶えた朝鮮半島から日本への外交使節団「朝鮮通信使」を再現しようと自転車で挑んだ一行がゴールしました。
朝鮮通信使が通ったルートに自転車で挑戦したのは日本と韓国の合わせて26人です。
ソウルを先月27日に出発し、韓国を縦断した後、大阪から東京までを17日間かけて、およそ1100キロ駆け抜けました。
参加した韓国人
「毎日長い距離を走るから大変でした」
参加した日本人
「最高です。ありがとうございました」
「うれしさもあるが、この旅が終わってしまった寂しさも同時に感じて、それが一番心にきてます」
閉会式では朝鮮通信使は日韓の友好を歴史的、文化的に象徴すると紹介されました。
また、韓国の李赫(イ・ヒョク)駐日大使は「朝鮮通信使の足跡から私たちが学ぶべき物はまさに『平和と善隣友好』の精神だ」と話しました。
今回の朝鮮通信使は韓国外務省が日韓国交正常化60周年の記念事業として募集し、完走者には記念のメダルも贈られました。
自転車による朝鮮通信使が行われたのは、日韓国交正常化50周年の2015年に続いて2回目です。





