世界の報道自由度ランキング 日本は67位に後退
国際|
04/20 17:34

国際ジャーナリスト団体の「国境なき記者団」が世界各国の報道自由度ランキングを発表し、日本は67位に後退しました。
「国境なき記者団」は20日、世界180カ国・地域を対象にした報道自由度ランキングを発表しました。
日本は去年から順位を一つ下げ67位でした。
メディアに広がる自己検閲の動きを変えられていないなどと指摘しています。
ノルウェーが5年連続で1位になるなど、上位にはヨーロッパ諸国が名を連ねました。
アジアでは検閲の動きをウイルスにたとえ、「検閲ウイルス」が香港やベトナムなど中国以外にも広がっているとして懸念を示しました。
中国は177位で変わらず、北朝鮮は最下位から1つ上の179位になりました。
最下位はアフリカのエリトリアでした。
全体の兆候として新型コロナウイルスの感染拡大が報道を阻止する口実に使われていると指摘しています。