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当局「来月解除」も…上海“ロックダウン”50日 日本への影響大…野菜に家電商品も

国際

05/16 23:30

新型コロナ感染拡大のため、中国・上海で続くロックダウンは、16日で開始から1カ月半となりました。上海市当局は16日、初めて解除の見通しについて示しました。 上海市・宗明副市長:「6月1日から中旬・下旬にかけて、企業の生産活動と市民生活を正常化する」 ただし、解除には厳しい前提条件があります。 上海市・宗明副市長:「リバウンドを厳格に防ぎ、リスクをコントロールできることを前提に、コロナ抑制の管理を全面的に実施する」 こうなると解除とは名ばかりで、実際には厳しい制限が続いたままとなる可能性も否定できません。それを予感させる現象は、すでに上海で起きています。 上海支局・高橋大作記者:「経済の回復をアピールしたい上海市当局ですが、実際に自由な行動を許されている市民はほんの一部となります。それどころか、静かに黙ると書いて『静黙』という通知が出された地域があります。こうした地域では、ネットスーパーの利用、団体購入の利用といった外部からの食料調達すら厳しく禁止されています」 上海市は、ロックダウンの解除に先だち、16日からスーパーや飲食店などの営業を段階的に再開すると発表しています。しかし、大通りの人影はまばら。外出を許可された市民が撮影した映像でも、飲食店が連なる通りで営業している店はありません。営業再開が許可されたものの、従業員が出勤できずに店を閉めているケースもあるといいます。 いつ上海は元に戻るのか。先が見通せないなか、その影響は日本でも様々な場所に及んでいます。トヨタ自動車は、部品の調達が滞っているとして、16日から国内の8工場で稼働を停止。停止は最長で6日間に及び、国内約3万台の生産に影響するということです。 食卓にも影響が及んでいます。玉ねぎは、国内産が天候不良の影響で品薄状態。そこにロックダウンで、世界の物流拠点、上海港の機能が停止して、中国産の輸入が滞り、価格の高騰につながりました。玉ねぎに限らず、中国から輸入している野菜は軒並み値段が上がっているといいます。 影響は家電製品にも出ています。東京都内にある電器店には先月末、一部のメーカーから「新規の洗濯機の受注を停止する」という案内が届きました。ロックダウンで中国の工場が操業停止となっているうえに、物流網が寸断され、商品が届けられないためだといいます。 ないのは洗濯機だけではありません。 光明電機・高野亨社長:「炊飯器も非常に少なくなってます。メーカーの受注サイト見ても、本当にゼロゼロが連続している感じ。あとは電子レンジもそう。電子レンジは全部ではないが、ないものは全然ないです」 マスク生活で需要が高まっている補聴器。一部の製品ではモノは完成しているものの、ユーザーに届きづらいという状況が起きています。この店で扱う製品の多くは上海で作られています。これまでは注文してから1週間から10日程度で届いていましたが、今は最大で3週間ほど待つ状況です。 補聴器サロン・川島聡主任:「皆さんマスクをされているので、難聴の方だと今までより聞きにくい状態。それで補聴器を『新しく作りたい』『ちゃんと聞きたい』という人が多くなっている」

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