社会問題解決に繋がるアプリ開発

2024年3月25日放送
[明治学園明治高等学校2年 グループ名「我武者羅」の皆さん]

きっかけは、家族との楽しいひとときであるはずの外食でした。食物アレルギーを持つ人たちに、もっと気軽に安心安全な外食を楽しんでほしい。そんな思いでチャレンジしています。

明治学園高校2年の亀崎,加塩,富崎です。

私達はグループ名「我武者羅(がむしゃら)」として活動をしています。私達は食物アレルギーの症状を持つ人たちの外食の幅を広げるための活動をしています。
具体的には特定原材料7品目に対応するメニューに地図上で印がつき、また、そのお店でどのようなメニューを提供しているのかを見ることができるWebサイトを作成しています。

活動のきっかけとなったのは、家族が重度の食物アレルギーを持っている同じグループのメンバーの存在です。日頃から外食先の選択肢が少なく、いざ外食をした際にもアレルギー対応について飲食店から嫌な顔をされてしまったことがあるという話を聞いて、身近なところで起きている問題解決のために私達に出来ることはないかと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
また、この問題は長い間あるはずなのに、いまだに解決されていないというところにも目を向けました。そこから現状を調べ、人の役に立ち、かつ、現実的なアプリ作成を決めました。

このアプリができることによって、食物アレルギーの症状を持つ方々の外食の幅が狭まっているという現状の改善につながります。このアプリは戸畑区でモデル化し、その後北九州市全7区に拡大していく予定です。

私達の活動により、この問題解決の糸口になればいいなと思います。