出演者 :近藤鉄太郎
12月4日(土) 19:00-20:00
2021年12月5日、第75回大会を最後に歴史の幕を閉じる福岡国際マラソン選手権大会。最後の大会を前に、実況を担当した歴代のアナウンサーが集結し、数々の名シーンを生んだ歴史ある大会を、懐かしくも貴重な実況音源と共にたっぷりと振り返ります。
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今回で75回目となる「福岡国際マラソン選手権大会」。
歴史と伝統を積み上げ、数々の名シーン、名ランナーが生まれてきたこの大会も、12月5日にその歴史に幕を下ろします。そんな中、東京オリンピックの余韻を残しつつ、早くも3年後に迫ったパリオリンピックへの戦いがこの福岡から始まります。
今大会は、パリ2024オリンピック代表選考となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」進出をかけたMGCチャレンジの第1期対象レース。選手たちは福岡のフィニッシュの先にパリオリンピックを見定め、レースに臨みます。
今年も全国各地で大会の中止が相次ぐ中、本大会は新型コロナ対策を取りがら、参加選手を130名に絞って実施します。
注目は元日本記録保持者の設楽悠太(Honda)と、地元・九電工所属の大塚祥平。東京オリンピックを目指し2019年に行われたMGCでは、設楽は35km過ぎまでトップで疾走するも、後半に失速し14位。一方の大塚は、酷暑のレースで粘りを見せるも、3位大迫傑(東京五輪代表・Nike)と17秒差の4位でフィニッシュ。両者とも東京オリンピック出場を逃した悔しさを胸に挑むこの福岡で、この福岡でどんな走りを見せてくれるのか注目です。
また福岡国際マラソン12回目の出場となる川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は、「目標」と話す福岡での優勝へ、持ち味の粘りの走りに期待がかかります。
KBCラジオでは、放送センターの解説に旭化成陸上部顧問の宗 茂さん、移動車解説に地元九電工陸上競技部副部長井手健二さんをお迎えし、選手たちの走り、息づかい、そして終盤にかけての駆け引きなどを、これまでの歴史と名シーン実況の懐かしい音源も交え、リスナーのみなさまの耳にお届けします。
師走の福岡の街で繰り広げられる熱き伝統「第75回福岡国際マラソン」の模様は、KBCラジオ発全国6局ネットで実況中継します。ご期待ください。