職場紹介

井尻 崇
所属:北九州支社 報道制作部
入社年度:1998年
※2018年9月30日現在の記事です。
所属部署の仕事を教えてください。
北九州市だけでなく、西は岡垣町、東は大分との県境、上毛町までの4市9町が北九州支社の担当となります。このエリアであった事件事故、政治の話、さらには街ネタや季節ネタなどをテレビやラジオを通じて伝えています。
北九州支社報道制作部のメンバーは記者4人にカメラマン3人。本社とは比べ物にならないぐらい少ないメンバーですが、みんなで力を合わせて毎日24時間体制で対応しています。
「わかり易く、簡潔に」事故現場ではリポートを撮ることが鉄則です。
自身の仕事・役割について教えてください。
デスク業務が7割、記者業務が3割といったイメージです。
デスクの業務は一言でいえば、本社との調整役です。エリアで起きた事件事故を取材する記者やカメラの手配、中長期的にどんな取材予定があるかのリサーチを行います。また記者が提案する特集や取材の方向性についてのアドバイスもしています。
KBCでは夕方ニュースの「シリタカ!」だけではなく、朝の情報番組「アサデス。」などもあるので各番組から「こんな取材ができないか?」「カメラを手配してほしい!」などの要望も取りまとめています。
記者としては、警察・北九州市政・経済金融の各記者クラブに所属しています。
少ない人員ですので、自ら現場に取材に行くこともあります。支社は夜勤がないので、深夜や早朝に事件・事故が起きた場合、全ての連絡は私のところにきます。どんなに酔っ払っていようが、眠かろうが、事件があればすぐにカメラマンを呼び出して、私も現場に駆けつけます。
2017年ホークス日本一の瞬間。スーパー銭湯でビール掛け取材(放送では使われませんでした)。
仕事におけるやりがいは何ですか?
事件事故の取材が多いため、遺族や被害者の取材は避けられません。辛い取材ですが、放送後にその取材対象者から感謝された時はやりがいを感じることができました。私たちが報道することで事件事故の未然防止に繋がり、世の中が少しでもいい方向に向かうようになればと思っています。
あと、単純に自分が取材したVTRの視聴率が良いときは嬉しいです。
デスクワーク。いすの後ろにはソファーがあり、いつでも仮眠できます。
ズバリ!どんな人と働きたいですか?
相手の心を理解できる人。
チームプレーができる人。
多方面から物事を見ることができる人。
好奇心旺盛な人。
放送局の仕事は報道、番組制作、営業、編成、事業…と、多岐にわたります。KBCにはテレビだけでなくラジオもあります。部署が変われば別会社のように仕事は変わりますが、好奇心と柔軟性をもっていろんな仕事にトライする人と働きたいです。
若松ワインの取材。取材後には収穫のお手伝いも。
北九州環境マスコットの「ていたん」、「ブラックていたん」と記念撮影。
とっておきのプライベートカットは?
山頂で飲むビールのために山登りしています。
一日のスケジュール
時刻 | 仕事内容 |
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9:00 | 出社 前夜からの事件事故の広報文チェック。 新聞のチェック。 |
10:30 | 北九州市政の取材リリース確認 ネットで配信される取材投げ込み資料の確認。 |
12:00 | 夕方ニュースの項目決定 アシスタントが買ってきてくれた昼食を食べながら、午後からの取材手配。 |
15:00 | 事件発生 他の記者が出払っていたため、自分で現場へ。 16時台の「シリタカ!」に間に合わせるため大急ぎで取材して、撮影した映像を伝送。原稿、テロップを書き本社に送る。 |
17:00 | 本社デスクと相談して翌日の取材項目決定 |
18:15 | 「シリタカ!」番組開始 他局のニュースも横目で見ながら、北九州ネタで落としているものが無いかチェック。 |
19:00 | 番組終了 カメラマンや学生バイトと飲みに繰り出す。 |
23:00 | 本社夜勤デスクから北九州市内で殺人未遂事件の一報。すぐにカメラマンと学生バイトを呼び出し、自分も現場へ。 |
25:00 | 「アサデス。」用の原稿を出稿し終えてから帰宅 |