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料理を描く(福岡県田川郡川崎町)

2021年01月24日

田川郡川崎町で、フランス料理店「キッチンTAKASE」を営む髙瀬さん。
この道35年…料理学校卒業後、福岡の老舗レストランやホテルなどで腕を磨き、40歳の頃、生まれ育った川崎町の実家で、お店をオープンさせた。

お店の看板メニューである「ビーフシチュー」は、肉質やサシの入り方などを見て厳選した黒毛和牛「佐賀牛」を使っている。
地元の野菜に鶏ガラ、豚足、牛スジ、牛骨をじっくり煮込み、完成までに30日を要する。
納得のいく佐賀牛は流通の関係でなかなか手に入りづらく、年に4回しか仕込めないという珠玉の逸品。

もともと、絵を描くことが好きで学生時代は美術部にも所属していた。
テレビ番組で「華やかな西洋料理」を見て、お皿の上で料理を豪華に見せる盛り付けが「絵を描いている」ように重なり、フレンチシェフにあこがれを抱くようになったという。
そして、シェフになった今、「お皿の上に絵を描く料理」をモットーに一品一品全力を注ぐ。

そんな髙瀬さんが未来に残したい風景は「魚楽園の自然」
雪舟が築庭したとされる自然の地形を利用した庭園は国指定の名勝庭園にも選定。

幼いころ、よく父に連れられて来ていたそうで、当時、池で魚釣りをしたり、庭を眺めながらおむすびを頬張ったりと小学生の思い出が蘇る場所。
子供ながらにも、自然の清々しさや美しさを感じていたそうで、それは大人になった今でも変わらないという。
春夏の新緑に秋の紅葉、冬の雪景色…四季によって様々な色が織りなす自然の美しさは、どこか、髙瀬さんの料理にも重なるようだ…

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