明日への一歩~久留米絣のための靴下 くくり糸~
2021年07月16日
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アサデス。ラジオ ブランチ
八女市「うなぎの寝床」で販売されている”久留米絣のための靴下 くくり糸”
江戸時代から200年以上の歴史をもつ、筑後地方で作られる綿織物。
要所・要所で人の手を介して作業は進められていく。
その工程は30以上(図案・くくり・染め・織りなど・・・)
そのなかで使い道がなく、溜まっていく一方だったものが”くくり糸”でした。
【くくり糸】は・・・
図案に基づいて、織る前の糸を別の糸でくくることで染まらないようにしている
模様を表現するために、計算し、くくっていく。その幅などもまちまち。
久留米絣には必須のこの糸を再生することはできないかと1年かけて去年商品化を果たした。
久留米絣共同組合(内田勝也さん)・野村織物(野村周太郎さん 田中勝彦さん)・筑後染色協同組合(古賀勘司さん)・うなぎの寝床と
多くの方が関わり、時間と手間をかけ”くくり糸”が再生されるまでを追いました。
そこには”糸”を通して、久留米絣の産地を魅力ある場所にしたいという思いが詰まっていました。