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アサコレ!コラム

実は、神様は身近にいらして… ~神様お願い~

2019年09月20日

[アサコレ!コラム]

 現在公開中の新海誠監督のアニメ映画「天気の子」が興行収入127億円超えたといいますから大ヒットですね。その「天気の子」でもビルの屋上にある鳥居が登場しますが、福岡市・天神の百貨店「岩田屋本店本館」の屋上にも赤い鳥居があるのをご存じでしたか?

 鳥居があるのは屋上なので下から見上げても拝めませんが、斜め向かいのビルからは窓越しに朱色の鳥居を確認することができます。

 この神社は、商売の神様「お稲荷さん」の総本山・京都の伏見稲荷大社から分霊した神社で、歴史は古く1936(昭和11)年の岩田屋旧本館…今は福岡パルコですね、が開業した時までさかのぼります。

 そして、福岡三越の屋上にも神社があるんです。やはり鳥居とお社があり、名称は「三圍(みめぐり)神社」となっています。「みめぐり」の漢字「圍」は「井戸の井」の文字が囗(くにがまえ)で囲まれたもので、三井家の守り神として全国の三越に祭られているというのははじめて知りました。

 岩田屋、三越ともに会社の役員クラスの方が月に1度参拝していると言います。ただ、天神の百貨店の神社がある場所は一般客の立ち入りが制限され、なかなかお目にかかれません。

 買い物客が参拝できる屋上神社もありまして、福岡市博多区の「JR博多シティ」ビルの「鉄道神社」ですね。SL形のミニトレインが走る屋上にあって、四つの鳥居をくぐってお参りすることが可能。

 祭神は航海の御利益があるとされる地元の住吉神社から分けて(分霊)いただきました。「旅の神様」ですから、博多駅から出発する前に立ち寄るのがよろしいかと…。

 最近はなかなか神様にお会いできないな~と思っていたら、意外にも都心ならではのビルの屋上にいらしたりして…。

 M「神様お願い」ハナエ

 く~、1968年ですから昭和43年のザ・テンプターズ!なつかし~い!!歌声は福岡出身のハナエさんでした。

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