シュワちゃんいわく「これで最後だ!」 ~ターミネーター2のテーマ~
2019年11月08日
[アサコレ!コラム]
映画ファンなら誰もが気になる「ジェームズ・キャメロン版ターミネーター」が今日8日(金)からロードショー公開になります。
1991年の『ターミネーター2(T2)』以来28年ぶりの「正当な続編」という触れ込みですが「正当な~」ってなによって感じ。これは映画製作の権利が、ジェームズ・キャメロンの手元に戻ったので「正統な続編の物語が完成した」という意味とのこと。
劇場版は、間に3本の「続編」がありますが、いずれも「ニセモノ」ではないので、アメリカの権利関係がいかに複雑かということがわかります。
今回のサブ・タイトル『ニュー・フェイト』は、直訳すると「新たな運命」になるので、リンダ・ハミルトンが演じるサラ・コナーと息子のジョン・コナー親子の「新たな運命」が気になりましたが、冒頭のっけから「ジェームズ・キャメロンそうきたか!」と思わせる「アッと驚く展開」を見せるんですね、これが。
『T2』に登場した液状ターミネーターを上回る変身ぶりの「REV-9」という新型ターミネーターも未来からやってきて“真打”シュワちゃんと一緒に、これでもかこれでもかの大暴れ。
…ですが、なぜかシュワちゃんの隠されていた「プライベート」も披露され、何度もキャメロンのアイデアに驚かされます。
エンディングはさらに「新たな運命」を予感させる終わり方になっていて、このパターンだったら「スペクター」「ブロフェルド」「ゴールドフィンガー」「テロリスト」と敵役が変わっても、主人公のジェームズ・ボンドのキャラは変えずに25作品も世に送り出す「007シリーズ」と同じで、何作でもいけるじゃないかと思えてきて…。
M『メインタイトル(ターミネーター2のテーマ)』
映画の宣伝で来日したアーノルド・シュワルツェネッガーは「ターミネーターを演じるのはこれが最後になる。シリーズが続くかは、観客の皆さんが決めることだけどね」と語りましたが、007のジェームズ・ボンドも観客のニーズがあるから何回も登場するわけですよね。
↓詳しい情報はこちらまで。この作品は「PG12」指定です。