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アサコレ!コラム

高さ日本一のビルの順位が変わります! ~てっぺんまでのぼれ~

2021年03月02日

[アサコレ!コラム]

 地上からの高さも、そのお値段も「高いものがお好き」という方にはグッドニュースです。

 現在、東京港区の虎ノ門・麻布台地区で再開発が行われていますが、そこに、日本で一番高いビルが建設中です。その高さは、なんと330m!

 しかも、その超高層ビルの一番上の部分、54階から64階までは住宅になるんです。当然ながら日本一の高さですから、最上階に住めば、毎日、東京タワーの333mとほぼ同じ高さから東京を一望できるというわけです。

 建設しているのは六本木ヒルズでもおなじみの森ビルで、住宅の名称は「アマンレジデンス東京」。外資系ホテルの「アマン」がサービスを提供するってことは、こんな場所に住む方は部屋の掃除も自分ではやらず、ホテル並みのサービスでをしてもらうわけですね。

 さらに、インターナショナルスクールも隣接していて、住宅の数は全91戸。分譲か賃貸かは非公表ですが、気になるのはそのお値段で「一戸につき最低でも数十億円はくだらない」ってお話。

 購入できる人は「アラブの石油王」とか「株で儲けたアメリカの億万長者」というレベルでしょう。

 現在日本一高いビルは、大阪にある「あべのハルカス」で300mですが、2023年に完成すると、東京のビルが日本一の高さになります。

 ただ、こういうのって高さの競争になり、そちらが330mならこちらは400m、いやウチはさらに上を行く500mになりました…そのうち「こちらの物件は東京スカイツリーと同じ634mでございます」なんて高さがあるかもですよ!

 M『てっぺんまでのぼれ』津田耕治

 いや~「のぼってみたってキリがないこたぁわかってる…」ってそのとおりで、作詞はさすがの青島幸男さんでした。

 ※このコーナーは、日々報じられる数多くのニュースの中からピックアップした話題を再構成しています。

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