日本赤十字社福岡県支部のボランティア活動について
2024年10月30日
[番組で紹介した情報]
(太田)「KBCラジオ みんなで防災!」KBC解説委員の太田祐輔です。
(百市)百市なるみです。
(太田)毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。
(百市)今回は、日本赤十字社福岡県支部のボランティア活動について お送りします。
(太田)災害時にいち早く現地に駆け付け、救護活動に重要な役割を果たしている日本赤十字社。その日本赤十字社の福岡県支部には防災ボランティア会と福岡県青年赤十字奉仕団という学生も含む一般の人が参加できる組織があることをご紹介しました。
そういった組織に参加する方法などについて、日本赤十字社福岡県支部組織振興課の石内 中敏(いしうちあとむ)さんに伺います。
(石内)日本赤十字社福岡支部としましては、ボランティアの皆様は同じ赤十字の大切な仲間であります。そして、赤十字活動の核だと私たちは思っています。日本赤十字社が様々な事業を推進できるのもボランティアの皆様のご協力のもと成り立っているというふうに思っております。
(太田)今回ですね、2つの団体をご紹介したわけですけど、どういう方々がこれ活動に参加されているっていう風に感じられていますか?
(石内)各ボランティアの皆さんは、それぞれ活動内容は異なってきます。
けれども、やはり皆さん共通されているのは日本赤十字社の使命にもあります「苦しんでいる人を救いたい。そして人間の命と健康、そして尊厳を守りたい」という気持ちを持って活動されているなという風に感じます。
皆さん、自らを律してですね、自分ではなく誰か人のために活動するという姿は見ていてとてもかっこいいです。
(太田)そして、学生の皆さん立派ですよね。
(石内)私もそう思います。
(太田)自分の学生時代はこんな感じではなかったと思いながら、身を引き締めるような思いになりました。
日本赤十字社として、こういったボランティアを募集する狙いみたいなものはどういうところにあるのでしょうか?
(石内)日本赤十字社としまして、ボランティアの方々を募集する狙いなのです。けれども、思いやりの気持ちを広げていくというふうなことはもちろんですけれども、防災セミナーなどでお伝えしております災害時の自助、共助ですね。
これはとても重要になります。地域の皆さんと協力していく「共助」については、1日2日で構築できるものではありません。皆さんがボランティア活動などを通して、助け合いの気持ちを育て、そして人を知り、自分を知ってもらうなど「共助」の力、防災の輪を広げてほしいなと思って、募集しています。
(太田)日本赤十字社福岡県支部のボランティア活動について話を聞いてきたわけなのですが、この話を聞いて是非とも自分も参加したいなという風に思われた方がいたら、どういう風に手続きを取っていけばいいのでしょうか?
(石内)日本赤十字社福岡県支部では、様々なボランティアの方々が活動されています。活動内容もそれぞれ異なりますので、詳しくは日本赤十字社福岡県支部のホームページをご確認いただきまして、気に入ったボランティアがありましたら、当支部宛てまでご連絡いただければと思います。
(太田)最後に、声をかけることありますか?
(石内)ボランティアの方々、年々数が減ってきています。けれども、誰か人のために活動するっていうふうなこの気持ちっていう風なのは今後日本にも増えていかないといけないことだと思います。
ぜひ、一歩を踏み出せない方は是非、勇気を持って日本赤十字社福岡県支部にご連絡いただければなというふうに思っております
(百市)私も自分の学生時代を思い返すとこんな感じではなかったと背筋がシャンとする思いだったんですけど、でもボランティアを始めるのに遅いも早いもないと思って、こういうきっかけが身の回りにあるということがありがたいことだなと思いました。
(太田)思ったら行動に移す。紹介したボランティアの方々も自分でやりたいと思って日本赤十字社に自分から連絡するなど、具体的な行動をとっているわけですよね。その一歩を踏み出すということがものすごく大事だなと。そして、参加したらそれだけ自分たちにも返ってくるものがしっかりあるのだと今回の取材で改めて思いました。
(百市)「勇気をもって」という話がありましたが、勇気をもらった気がしますね。
今日のテーマは「日本赤十字社福岡県支部のボランティア活動について」でした。
このような日本赤十字社の活動は、みなさんからの寄付によって成り立っています。
寄付の方法など詳しくは、日本赤十字社福岡県支部のホームページをご覧ください。