『 脱炭素社会、SDGsで考えよう!』
2021年09月04日
第60回目の放送は『脱炭素社会、SDGsで考えよう!』
SDGsの目標との関係は・・
目標13『気候変動に具体的な対策を』
今回は、毎月第一土曜日に登場、SDGs Make Smileの指南役でもある
一般社団法人 福岡SDGs協会 代表理事 髙木 正太郎さんにお話を伺いました。
◆目標13の『気候変動に具体的な対策を』は重要な問題です。
いま「地球温暖化」は進みつづけています。
今年の福岡の夏の暑さを感じて、十分わかってらっしゃると思います。
この気候変動、つまり地球温暖化を少しでも鈍化させるためにも、
対策を世界中でこうじなければいけない、ということです。
◆地球温暖化の直接の原因
二酸化炭素の排出が増えていること。
二酸化炭素など「温室効果ガス」が太陽光などの紫外線によってあたためられ、
空気中にとどまることによって、地球温暖化につながっています。
つまり、二酸化炭素の排出量を減らすことが求められています。
ここで本日のテーマ「脱炭素社会」、別名カーボンニュートラル。
脱炭素社会とは、二酸化炭素の排出が実質ゼロとなる社会のことです。
二酸化炭素の排出量を可能な限り減らし、脱炭素社会を実現する、
地球環境を守るための“社会作り”が求められています。
♦具体的にはどのような対策なのか?
大きなところでいうと日本の主な電力は、火力発電です。
石炭・石油・天然ガスなどを燃やすことによって得られるエネルギーを
電気に変えています。
それを今、再生可能エネルギー、つまり自然エネルギーに変えるように
国や地域が動いています。
♦私たちにできる身近なこと
一人一人の行動が大切です。
節電やフードロスを減らしたり、リサイクルなどでごみの量を減らすこと。
また普段、車を使用している方は車をハイブリッド車に買い替えたり、
そもそも使用する頻度を減らす、また、シェアリングエコノミーサービスを活用する・・。
今、多くのシェアリングサービスがあります。
福岡だと身近に、チャリチャリというシェアできる自転車があるので、
本当は車で行きたいけど、近いからチャリチャリでいくことで
エネルギーを減らすことができます。
もちろん、歩いていくことも脱炭素のようなものです。
プラスで様々なものも購入せずに、シェアリングサービスを検討ください。
婚礼時、参列するときの衣装や装飾品、また、車やオフィスなどがあります。
みなさんの意識した行動が未来を作ります。
是非とも、脱炭素社会に向けて
気候変動を自分ごとととらえて、できることからやって欲しいです。
習慣化すれば、無理なく実行できるものです。