放送内容

『空き瓶がオシャレな花瓶やグラスに!?』

2022年07月09日

第102回目の放送は『空き瓶がオシャレな花瓶やグラスに!?』

SDGsの目標との関係は…
目標12 『 つかう 責任 つくる 責任 』
目標17 『 パートナーシップで目標を達成しよう 』です。

キャンドルの制作販売やカフェの運営を手がける
コーシェリ・ジャパンが、空き瓶を回収し、
新たな価値をつけて再活用する「アップサイクル」に
取り組んでいるそうです。
福岡市と筑紫野市にある店舗の前に空き瓶の
回収ボックスを設置し、そこで回収した空き瓶が、
キャンドルホルダーや花瓶、グラスに生まれ変わって、
実際に筑紫野市のカフェで使用されたりしているほか、
ワークショップイベントで、自分で加工することもできる
ということなんです。

そこで、今朝は、
このサスティナブルな取り組みについて、
コーシェリ・ジャパン 代表の
織井敬太郎(おりい・けいたろう)さんにお話を伺いました。

さまざまな形状や色がある空き瓶、
加工して別のものに生まれ変わらせる…って
結構手がかかるのではないかと思いますが、
研磨・デザイン・イラストを職人さんが時間をかけて
行っているそうです。

市民の方からの空き瓶回収活動をはじめて
およそ2週間ですでに60本集まっているそうですし、
企業との連携を以前から行っており、それも含めると
およそ600本が集められているそうです。

意外だったのは一升瓶サイズが多かったこと。
(福岡の人はお酒が好きだからなのか…!?)
一番はワインボトルなんだそうです。

ワークショップでは、自分でオリジナルの加工もでき、
1回につきおよそ2時間、小学校のお子さんから誰でも
職人さんと一緒に作れるということなんです。
男女問わず参加も多く、ご自身でグラスを作る体験は少ないこともあって
愛着がわき、使うのが楽しみ!と好評なんだそうです。

織井さんがこういった取り組みを始めたのは、
身近でゴミが多いな~と感じた…いうことがきっかけ。
身近なもので何かできないかと考えたときに、
目の前の空き瓶から何かできるのではないか、
自分たちの暮らしを見つめなおすには、
身近なものでできることに価値があるのでは…ということで、
空き瓶のアップサイクルを始めたそうです。

難しいものと受け止められがちですが、
身近なものであれば、一緒に考え、参加しやすいですよね。

これからも、地球にやさしいこと心と体の健康につながる取り組みを
していきたいと語る織井さん。
福岡・平尾と筑紫野の店舗を中心にアップサイクルをはじめ
SDGsを推進し広めていきたいと意気込んでいらっしゃいます。
今後の動きも楽しみです!

◆もっと知りたい!という方は、
 下記リンク先からご確認ください。

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