激レア!1カ月に1回しか開かない“こま”った独楽(こま)資料館~ふるさとWish飯塚市~

伝統文化を伝えたい!熱い想いから生まれた“こまの資料館”

「日本の独楽資料館」館長の花元克巳さんとアイタガール辻リポーター

2019年1月29日(火)放送のKBCラジオ「PAO~N」のアイタカーリポートでアイタガールの辻リポーターが訪れた、飯塚市立岩にある「日本の独楽資料館」を紹介します。

白い壁に黒い瓦の長屋という趣ある外観の中には、「360度上から下まで、こま、こま、こま…!」と辻リポーターが驚きを隠せないほどのこまが並んでいる様子。館長の花元克巳さんによると、この資料館には約5000個ものこまが展示されているという。
そんなすごい資料館を作った理由には、花元さんのこまに対する熱い思いがありました。「こまを作る職人は昭和の初め頃にはたくさんいましたが、現在は売れないこともあり、ほとんどいなくなってしまいました。でも、こまは日本の伝統文化。いろいろな人に知ってもらいたくて」と、さまざまなこまを収集し、地元・飯塚でこの資料館を始めることにしたという。

世界一のこまも!珍しくて面白いこまがずらり

なんだこりゃ~!巨大すぎるこま!

館内でまず目に入るのは、直径3m、高さ3.2m、重さはなんと8tという巨大なこま。辻リポーターが実際に回してみることに。大きさを聞いたスタジオの沢田アナから「え!?それは回せないでしょ!?」とツッコミが入りますが…。
「でも、子供でも回せるんですよ~」と花元さん。実際、辻リポーターも「私は片手で回せました!」となんだか余裕な様子。実は、上部と下部が天井と床に刺さっているため、手を添えるだけで誰でも回せるのだとか。確かに、子供も喜びそうです!

0.8mmのサイズなのにカラフルに着色されている!

次に見せていただいたのは、逆に世界一小さいと言われている0.8mmのこま。辻リポーターによると「ゴマくらいで虫眼鏡でしか見えないサイズ」なのに、赤、緑などカラフルに着色されているというから、さらに驚き!さすがに、これは回せないそうです…。
続いて、花元館長と職人さんで20年かけて完成させたという、20分回り続ける“大名こま”や、30日間回り続けるコマも見せていただきました。「(どういう仕組みで)1か月もまわるんですか?」という沢田アナの問いに「それはこまに聞いてもらわないと…」と花元さん。おちゃめな返答にスタジオは「こまだけに、“こま”ったな~!」と大盛り上がり!回り続ける“秘密”は教えてもらえませんでしたが、30日間も回るコマを作ることは、やはり容易ではないそうです。そう考えると、貴重なこまなのですね!

虫眼鏡でしか見えない世界一小さいこま

他にも、音がなるこま、針金で作られたこまなど、珍しいこまを実際に体験できるという。外は寒いこの時期、室内でたくさんの面白いこまに触れて遊ぶのはきっと楽しいはず!ぜひ、第3日曜日には、「日本の独楽資料館」に遊びに行ってみて!

2019年1月29日にKBCラジオ「PAO~N」で放送した、この「ふるさとWish アイタカーリポート」はradikoでも2月4日まで聞くことが出来るので、チェックしてみよう。

PAO~N | KBCラジオ | 2019/01/29/火 13:00-16:00
http://radiko.jp/#!/ts/KBC/20190129141742

日本の独楽資料館

住所:飯塚市立岩1122-1
電話番号:0948-23-5300
定休日:第3日曜日のみ開館

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