佐賀で宇宙を体感!夏に企画展「翼王展」~ふるさとWish佐賀県~

月面歩行の疑似体験ができる「ムーンウォーク」

佐賀県武雄市の「佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》」。まるで宇宙基地のような大きな建物が、湖の向こうに着陸しています。入る前からワクワク感が止まりません!

館内展示は、3つのゾーンに分かれています。

「地球発見ゾーン」は重力や風など、地球上に存在する見えない力を感じる展示や遊具がいっぱい。「宇宙発見ゾーン」には、地球の6分の1という月の重力を体験する遊具「ムーンウォーク」や、宇宙を発見しようとした先人たちの努力の軌跡などが展示されています。

館長・渡辺勝巳さんのおススメは「佐賀発見ゾーン」。クリーク、海、干潟など、佐賀独特の自然や、それぞれの生物の生態がとてもよく分かり、見応えがあるといいます。

佐賀県とJAXAが連携締結

佐賀県は今年3月、JAXA(宇宙航空研究開発機構)と連携協定を締結。連携プロジェクト「JAXAGA(ジャクサガ)」を進めています。「農業や防災面での人工衛星の活用や、子どもたちの夢を育む宇宙教育など、宇宙技術を地方創生に生かすという取り組みを行っていきます!」と同館宇宙教育推進室学芸員の小林翔さん。

プロジェクトの一環として、宇宙に関する授業や体験活動を行う「ジャクサガスクール」を企画。小中学生を対象に募集をかけたところ、多くの応募があったといいます。開校は7月。子どもたちの宇宙に馳せる想いが、ますます大きくなることでしょう。

渡辺さんは長年JAXAに務め、2018年に同館館長に就任しました。「その時、佐賀県から宇宙飛行士を出したい!ノーベル賞受賞者を出したい!というスローガンを掲げたんです。まだ2つとも(佐賀県から)排出されていないので、ぜひ子どもたちにそんな夢を抱いてほしいと願っています」と話します。

≪ゆめぎんが≫では、夏の企画展「翼王展(よくおうてん)~大空を支配した生き物たち~」を7月17日(土)から8月31日(火)まで開催する予定。鳥類、ほ乳類などの“飛ぶ仕組み”を分かりやすく展示します。

佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》
佐賀県武雄市武雄町永島16351
0952-20-1666

※この情報は朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(6月11日放送)とKBCラジオ「アサデス。ラジオ」(同)でお届けしました。リポーター:ジェフ太郎、内村麻美

※この記事は2021年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。

佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが

住所:佐賀県武雄市武雄町永島16351

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