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「自然を生かす」(佐賀県)
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叔母の影響で花を習い始め、34年間花と向き合ってきたフラワーデザイナーの副島正英さん。
ヨーロピアンスタイルを学ぶため、ドイツでフラワーデザインのマイスターを取得した。
全国コンテストでは最高賞である内閣総理大臣賞を2度も受賞する実力を持ち、2022年には「現代の名工」にも選ばれた。
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「フラワーデザインにおいて正解はない」
自然な植生感を損なわない作風が副島さんの特徴。
変則的な動きのある植物にこそ魅力を感じ、不規則な葉の配置や茎がカーブしたりなど、本来の自然に近い形を最大限生かすデザインを心がけている。
そのため、自ら植物を育てているというのもこだわりの一つだ。
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「花には心を豊かにする力がある」
花の魅力を見出し、人と人とをつなぐ花であることを心に持ちながら、花で世界中の人を豊かにしたいという。
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そんな副島さんが未来に残したい風景は「北山ダムの自然」
福岡・佐賀の山間部に位置するダムで、学生時代はよく訪れ釣りを楽しんでいたという。
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フラワーデザイナーの基本は自然の中にある。
山や森、湖などの大きな自然はもちろん、コケや草花など小さな自然にも目を向ける。
どのように植物が生えているのかなどを参考にしながら、自然のエネルギーをもらう大切な場所だという。
※この記事は2023年の情報です(「STORY」1月29日放送)。