【イベント】5/18、19開催!初夏の訪れを告げる470年の伝統『川渡り神幸祭』(田川市)
2024年5月18日(土)、19日(日)に福岡県田川市で、福岡五大祭りの一つ『川渡り神幸祭』(福岡県指定無形民俗文化財)が開催されます。
『川渡り神幸祭』は永禄年間(1558~1570年)、伊田村(現・田川市)で疫病が流行した際、村の氏神である「風治(ふうじ)八幡宮」に病を鎮めてもらったお礼に山笠を奉納したことが始まりと言われています。
以来今日まで約470年続く初夏の風物詩であり、歴史と伝統あるお祭りです。
最大の見せ場は、彦山川での「川渡り神事」。
鉦(かね)や太鼓のお囃子を鳴らしながら、川の中へ次々と入っていく勇壮華憐な“幟(のぼり)山笠”は見ごたえがあります。
20メートルほどの本ザシと呼ばれる中央の柱に取り付けられた稲穂を模した“五色のバレン”と、緋色(ひいろ)の幟(のぼり)が鮮やか!
「これを見なきゃ夏は始まらん!」とばかりに、河川敷を埋め尽くす多くの人たちの歓声と拍手が湧き起こります。
クライマックスは、各町内から出た11台の山笠が彦山川の中で結集。
若衆たちが前後左右に山笠を揺すりながら気勢を上げ、互いに水しぶきを掛け合います。
重さ2〜4トンもの巨体を揺らす様子は迫力満点!
そして、対岸にある御旅所(ごたびしょ)で神輿と山笠を奉納します。
2日目(5/19)も再び彦山川に入り「川渡り神事」を行います。
全国でも珍しい川の中で練り動く勇壮な山笠、ぜひ間近で感じてみませんか。
『川渡り神幸祭』
日時:5月18日(土)、19日(日)
場所:彦山川周辺(福岡県田川市伊田)
アクセス:平成筑豊鉄道「直方駅(伊田線)」⇒「田川伊田駅」下車 徒歩すぐ/平成筑豊鉄道「行橋駅(田川線)」⇒「田川伊田駅」下車 徒歩すぐ
駐車場:田川市役所(約600台)※当日は田川市役所から会場まで無料シャトルバス運行(15分間隔)/福岡県立大学(約200台)/福岡県田川県土整備所(約100台)/ 旧東田川ボウル跡地(約200台)/ 旧情報センター前駐車場(約150台)※混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関を利用してください。
〈スケジュール〉
5/18(土)
12:00 例大祭々典執行
13:00 神幸祭々典執行
13:00 山笠集合・飾り付け開始
13:30 獅子舞奉納
14:00 御神輿出御
15:00 河川敷到着・獅子舞奉納
15:30 川渡り神事
17:30 頓宮着輿祭執行(並行して獅子舞奉納)
5/19(日)
12:00 頓宮還幸祭執行(並行して獅子舞奉納)
12:30 御神輿頓宮出御
13:30 川渡り神事
16:30 本宮着輿祭厳修(並行して獅子舞奉納)
引き続き 受け渡し式
同市・春日神社に伝わる『岩戸神楽』が5月25日(土)、26日(日)に行われます。
江戸時代では五穀豊穣や雨乞いの祈祷として、明治から昭和にかけての石炭産業隆盛期では産業の発展や安全祈願に盛んに舞われていたそうですよ!
『岩戸神楽』
日時:5月25日(土)、26日(日)
場所:田川後藤寺駅前お祭り広場周辺(福岡県田川市本町)
問い合わせ:0947ー85ー7147 田川市産業振興課たがわ魅力向上推進室
https://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji00344/index.html