
小学生が記者の裏側を体験!地元うきは市の魅力を発見するワークショップをレポート(うきは市)【ふるさとWish】

白壁が立ち並ぶ歴史的町並みもある福岡県うきは市。吉井町にある「菊竹六鼓記念館」で地元の小学生12名が「うきは市の小学生記者になろう ~子どもまちづくりワークショップ~」に参加しました。

自ら記者になってうきは市にある店の魅力を知り取材や新聞を作って発信するということで、うきは市と一緒に九州大学共創学部の学生たちも企画・協力。また、うきは市にある福岡県立浮羽究真館高校の生徒の皆さんもサポートに入りました。
はじめに、新聞記者の方に来ていただいて新聞とはどういうものかを学んだそう。次に、小学生が3~4人のグループにわかれて、模造紙に自分たちの好きなものをそれぞれ出していきます。その後“うきは市”というワードを聞いたときに思い浮かべる言葉を付箋に書いていき、自分の好きなものとの共通点を見つけて取材先を決めていきます。「大学生も一緒にグループに参加して発言し、子どもたちがイメージしやすい質問をするよう心掛けました。」と話すのは、九州大学共創学部3年生の平川こよみさん。このような工夫で、たくさん意見が出たグループもあったそうです。

午後からは実際に取材先へ。うきは市にある和菓子屋を訪れたグループは、事前に準備した質問を見ながら「店はいつからはじまったのか」「一番人気のメニューは何か」など、緊張しながらも丁寧に取材している様子が伝わってきました。取材した内容をもとに新聞づくりをするということで、細かくメモに取る場面も。作成した新聞は、うきは市吉井町にある「観光会館 土蔵」で展示しています。このワークショップは、単なる体験学習にとどまらず、子どもたちが地域社会を深く理解し、主体的に関わっていくための第一歩となったことでしょう♪
※展示は終了している場合があります。
※この記事はラジオ「ふるさとWish」(2025年3月22日放送、アイタカーリポーター:大久保美咲)でお届けしました。