
臭みゼロ!大任町で自然の恵み♪熟成ジビエのバーベキュー!(大任町)【ふるさとWish】

福岡県の中でも特に自然豊かな田川郡大任町。今回はアイタカリポーターの井上桃子さんが、この町で注目を集める新しいグルメを発見しました!その名も「ジビエ大任」。なんと、地元の猟師さんたちが自ら手がける、こだわりの熟成ジビエなんだとか。これは見逃せません!

■田畑を守りたい!猟師さんたちの熱い想い
「ジビエ大任」を立ち上げたのは、代表の鈴木松雄さんと猟師仲間の木下哲也さん。長年、この地域では一晩で田んぼがめちゃくちゃに荒らされてしまうほど、イノシシによる農作物被害が深刻な問題でした。
中継で見せていただいた写真には、鈴木さんは「趣味で狩猟をしていたんですが、大任町の田畑を荒らす有害鳥獣をなんとかしたい。そして、その命を無駄にせず、美味しいお肉として皆さんに食べていただきたい」という熱い想いから、この取り組みを始めたそうです。
「ジビエって、ちょっと臭みがあるイメージ…」なんて思っている方、必見です!「ジビエ大任」のお肉は、その常識を覆します。木下さんによると、美味しさの秘密は徹底した処理と熟成にあるのだとか。
「捕獲したイノシシは、少しでも早く血抜きをして処理します。その後、専用の熟成庫で吊るすことで、臭みが抜けて旨味だけが凝縮されるんです」と木下さん。この丁寧な仕事こそが、誰もが美味しく食べられるジビエを生み出す秘訣なんですね。

■いざ実食!とろける脂の旨みに感動の嵐
そしてお待ちかねの実食タイム!用意されたのは、まるでバラの花のように美しく盛り付けられたイノシシのロースとバラ、そして鮮やかな赤身が食欲をそそるシカのモモ肉です。これを豪快にバーベキューでいただきます!
炭火で焼かれ、ジュージューと音を立てるお肉は、見ているだけでたまりません。まずはイノシシ肉を、大任町特産の黒にんにくが入ったタレで一口。井上リポーターも「んー!ジューシー!脂の甘みがすごい!臭みは全くなくて美味しいです!」とその味わいに目を丸くして感動していました。
続いてシカ肉もパクリ。「こちらも臭みがなくて、淡泊なんですけど旨味がしっかりあって、満足感がある!ダイエットにぴったり!」と、そのヘルシーかつ奥深い美味しさに、さらに驚いている様子でした。

■命を余すことなく。オシャレな加工品も必見!
「ジビエ大任」の魅力は、お肉だけではありません。捕獲した動物たちの命を余すことなく活用したいという想いから、シカの角やイノシシの牙を使った、世界に一つだけのアクセサリーやキーホルダー、さらには立派な刀掛けなども制作しています。
自然の力強さを感じるユニークなアイテムは、お土産にもぴったり。自分だけのお気に入りを見つけるのも楽しそうですね。

■おうちでも楽しめる!「道の駅おおとう桜街道」へGO!
今回ご紹介した絶品のジビエ肉や加工品は、「道の駅おおとう桜街道」で購入することができます。ご家庭でバーベキューや焼肉にするのも最高ですね。今後はソーセージやハムなどの加工品も開発予定とのことで、ますます目が離せません!
大任町の豊かな自然と、猟師さんたちの熱い想いが詰まった「ジビエ大任」。ぜひ一度、その感動の味を体験しに訪れてみてはいかがでしょうか?
『ジビエ大任』
Instagram:@gibier_oto
販売場所:道の駅おおとう桜街道
住所:福岡県田川郡大任町大字今任原1339
電話:0947-63-4430(道の駅おおとう桜街道 もみじ館)
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年7月14日「地元応援live Wish+」の放送内容です。