
知っておきたい!ランチとお総菜の店!暮らしの寄り合い場「あんどかふぇ」で楽しく健康に(福岡市西区)【まち歩き】

■医療と暮らしをつなぎ「安堵」を感じられるカフェ
福岡市西区、九大学研都市駅から徒歩5分ほどの場所に、2023年10月にオープンした「あんどかふぇ」。
このカフェは、管理栄養士が監修した“健康”と“やさしい味”を意識したメニューを楽しめるだけでなく、地域の人たちにとって暮らしの中の安心拠点にもなっています。
実はこのカフェ、アーバンハートクリニックが運営を行っているのだそう。
クリニックの患者さんが退院後も安心して日常を送れるように、「コーヒーを飲みながら気軽に栄養や生活のことを相談できる場所を」との思いから生まれました。
店内の1階部分がカフェスペース、2階には訪問看護・デイサービスの施設が併設されており、医療と暮らしをゆるやかにつなぐ、地域密着型の“寄り合い場”となっています。

■栄養士の想いが詰まった日替わりランチ
筆者が訪れたこの日の日替わりランチは、魚の味噌チーズ焼き・お味噌汁・選べる豆皿2品。
豆皿はショーケースの中から好きなものを選べるスタイルで、ちょっとしたワクワク感があります。
料理はどれも優しい味付けで、家庭的なのにきちんと栄養バランスが整っているのが嬉しいポイント。
しかも、メニューは管理栄養士さんが考案し、スタッフの顔が見えるオープンな空間で作られているため、安心して食事を楽しめます。
ランチ後にはスタッフさんおすすめのラムネのクリームソーダをいただきました。
見た目も鮮やかで涼しげで暑い季節には特に人気とのこと。
カフェらしい遊び心もありつつ、どこか懐かしさを感じる味わいでした。

(日替わりランチ:800円税込/カラフルクリームソーダ:350円税込)

■家でもカフェの味を楽しめる!人気のお総菜
このカフェの大きな魅力のひとつが、テイクアウトできるお総菜です。
暑い夏、料理をするのが面倒な日や、一人暮らしで量を作るのが大変な時にも重宝されているそうで、主婦の方や学生、クリニックの患者さんまで幅広く支持されています。
電話での取り置きも可能で、人気メニューは早めに売り切れることも。
冷凍のお総菜やスープもあり、冷凍庫で1カ月ほど保存可能。
忙しい日の“もう一品”として頼れる存在です。
■地域の声を反映する進化型カフェ
この冷凍お総菜の導入は、現在の管理栄養士さんが始めた取り組み。
お母さん世代と話すなかで「家に帰ってすぐ食べられるものがあると助かる」という声を拾い、実現したそうです。
さらに、「こんなメニューはないの?」といったお客さんの要望をきっかけに新商品が誕生することもあるとか。
筆者も、普段摂れていない栄養について相談した上で、それに合った冷凍総菜を購入しました。
2,000円以上の冷凍のお総菜を購入でオリジナルの保冷バッグが無料でついてくるのも嬉しいサービスです。

■「また来るね」と笑顔で帰れる場所に
あんどかふぇの根底にあるのは、「病気を抱えて来院された方が、笑顔で帰ってもらえるように」というクリニックの理念。
カフェでも同様に、訪れる人が何かしらの“思い”を持って訪れ、スタッフとの会話を通じて心が少し軽くなり、また来たくなる。
そんな優しい空間が広がっています。
地域に根ざしながら、人と人とのつながりを大切にするこのカフェ。
食べることを通して、安心と健康、そしてちょっとした楽しさを提供してくれる場所でした。
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◼️『あんどかふぇ』
住所:福岡県福岡市西区西都1-2-31
電話:092-805-6312
営業時間:月・火・水・金曜 11:00~17:00/木曜12:00~17:00
定休日:土・日曜、祝日
駐車場:あり
SNS:@_and_cafe
https://www.instagram.com/_and_cafe/
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※情報は7月4日時点のものです。最新情報はInstagram等でご確認ください。