お肉に味はつけません!ある“ひと手間”でグッと美味しい地元食堂の絶品から揚げ ~ふるさとWish吉富町~

外はカリッ、中はジューシー!「天山」の絶品から揚げ

大分県との県境に位置する、福岡県で一番小さい町として知られる吉富町。2019年5月27日(月)に放送された、KBCの夕方のニュース番組「シリタカ」の人気コーナー「ミツケタ!」では、から揚げが名物の中津市がお隣という吉富町ならではの、一風変わったから揚げについてご紹介。リポーターのカイラが、吉富町の食堂「天山」から生中継しました。

何個でもいける唐揚げは、“塩”が味の決め手

最後の仕上げに、塩を振って軽く炒めるが味の決め手!

創業約40年という老舗「天山」の川嶋 あかねさんに、お店のイチオシメニューを教えてもらいました。イチオシ1つ目は「から揚げ定食」(740円)。「このから揚げ、他とはひと味違うんですよね?」とリポーターのカイラがたずねると、「お肉に味がついていないんです。衣に塩味がついていて、あっさりしていて何個でも食べられるんですよ!」とあかねさん。

カイラ、用意していただいたから揚げを早速いただきます。「サクサク!!あっさりしているけど、塩味もしっかり感じられます」と、おいしそう。一見すると普通のから揚げに見えますが、実は天山のから揚げは珍しい作り方をしているということで、今回特別に調理風景を見せていただくことに。

厨房へ向かうと、あかねさんのお父様がちょうどから揚げを揚げていました。中華鍋を使って揚げていますが…珍しいのは中華鍋を使っていること?と思っていると、そこではありませんでした。

きつね色に揚がったから揚げをお皿に盛りつけるかと思いきや、お父さん、なんと油を切った中華鍋にから揚げを再投入し、塩を振って炒め始めました!そこまでやって、ようやくお皿へ。先ほどカイラが「あっさりしているけど、塩味もしっかり…」と言っていた理由は、仕上げに塩を振って炒めているからなのですね!

豊前海でとれたハモ料理にも舌鼓

から揚げだけでなく、ハモ料理にもお父様の腕が光ります

そして、こちら「天山」では、おすすめのメニューがもう1つ。それは、「ハモ」です。「え~!?同じお店で食べられるの!?」とスタジオからも、予想外の「ハモ」というワードに、驚きの声が上がります。

実は近くの豊前海でハモがとれるということで、天山では「ハモ鍋コース」(要予約)もメニューにあるのです。1人前3,000円で食べることができるそうで、さすが地元価格!リーズナブルです。カイラ、早速しゃぶしゃぶでいただきます。「ふわふわしてる~!」とその美味しさに感動!おいしさのヒミツは、お父様の熟練した骨切り技術にあるそうで、「骨がないくらいに(仕上がる)」と、あかねさん。

熱々のダシにサッとくぐらせると、ハモはこんなにふわふわに!

から揚げの本場・中津のから揚げファンも、わざわざ「天山」まで足をのばしてテイクアウトするといいます。塩が効いた絶品から揚げはもちろん、ふわふわのハモを食べに吉富町へお出かけしてみては?その美味しさがクセになり、あなたもリピーターになってしまうかも!?

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

天山(てんざん)

住所:福岡県築上郡吉富町広津403
電話番号:0979-25-0560
営業時間:午前11時~午後1時 午後4時~午後8時
定休日:定休日:日曜、祝日

MAP

エリア 気になるエリアの厳選情報をチェック!

もっと見る

ランキング 最旬の注目記事ランキングをチェック!