生はもう終わり!横綱級のうまさを誇るでかにんにく!~ふるさとWish水巻町~
福岡県北部に位置する水巻町。その名を表わすように、筑紫山地に源を発する遠賀川のほとりにあります。2019年6月7日(金)にKBCで放送された情報番組「アサデス。KBC」のアイタカー中継では、この町の“顔”になっている特産品「でかにんにく」をご紹介しました。
町が誇る「でかにんにく」
服部さやかリポーターと一緒に登場したのは、石井裕二リポーター…ではなく、水巻町のマスコットキャラクター「みずまろ」。この顔のモチーフになっているのが「でかにんにく」です。ネーミング通り、通常のニンニクと比べても、リポーターの顔と並べても、そのサイズ感は超ビッグ!まるで実験用のフラスコみたいなビジュアルで、両手で持ってもずっしりくる重量です。さぞかしニオイも…と思いきや、実はニオイは少なく、ジューシーでまろやかな味わい。火を通すとホクホクしておいしい、水巻町自慢の特産品なのです。
一つ、一つ、手塩にかけるからおいしい
遠賀川の恵みを受けた肥沃な土地で露地栽培される「でかにんにく」は、5月から6月に収穫後、じっくり乾燥させて7月に出荷されます。この「乾燥」がおいしくする秘けつだそう。「でかにんにく」農家の津田敏文さんに、乾燥小屋を見せてもらいました。
小屋の中では、ゴー!ゴー!と大きな音を立てて、風を吹き出す乾燥機が稼働しています。「ここには約6トンのでかにんにくがあるんですよ」と津田さん。「そんなに大量のニンニクがあるとは思えないくらい、本当にニオイがほとんどしない!」と石井リポーター。「ここで約2週間、じっくり風にさらして乾燥させることで味を濃縮させ、よりおいしくなるんです」と津田さんが教えてくれました。
「今年の出来はどうですか?」と尋ねると、「太陽がよく当たって、最高の出来栄えです!愛情も100%!」と満面の笑顔。一つ一つ丁寧に、手塩にかけて育てている熱い思いが伝わってきます。
レシピ色々!絶品でかにんにく料理
「見ているだけじゃ、おいしさは分からない!」、「ぜひとも、食べてみたい!」という2人のために、地元のマダムたちが「でかにんにく」を使った料理をふるまってくれました。
登場したのは「カルパッチョ」。「でかにんにく」を薄くスライスして水にさらしたもので、収穫直後の時期にしか食べられない料理です。「シャキシャキ、りんごみたいな食感!味はしっかりニンニクなのに、ニオイや辛みはほとんど感じません」とおいしさを噛み締める服部リポーター。
続いては「丸ごとポトフ」。土鍋に丸々1個、でかにんにくが鎮座した、衝撃のインパクトにスタジオからは驚愕の声が上がります。火を通すと、栗やイモのようにホクホクした食感になる上に、一層、甘みが増すそうで、「ホクホク感がたまらない!」とリポーターも絶賛です。「ステーキのように焼いても、もちろんイケます!」と水巻マダム。アクやニオイがないので、いろんな料理に使えるのも「でかにんにく」の魅力です。
サイズだけでなく、おいしさも超ビッグな水巻町の「でかにんにく」。これから迎えるアツ~い夏対策に、ぜひおすすめです!
■農産物直売所 夢工房(水巻まちづくり有限会社)
福岡県遠賀郡水巻町頃末北1-19-12
TEL:093-202-5588
※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。