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先代のヤバい行動がルーツ!もつ鍋のシメがチャンポン麺な訳~ふるさとWish福岡市~
![もつ鍋のシメといえばチャンポン麺](/up/content/4/33/9c89722fa1dc17b7e97d3ca624fe56b85eca4164.jpg)
3月23日(月)放送、KBC夕方の情報番組「シリタカ!」のコーナー「ミツケタ!」でリポーターのカイラ君が訪れたのは、天神ビッグバンで再開発が進む天神のど真ん中! 40年以上の歴史がある「もつ鍋専門店 楽天地」の、ある意外なルーツのポイントが「1階に中華料理店があること」だというのですが…!?
![再開発が進む天神の中心地だが、この一角は昔の佇まいを残している](/up/content/4/33/b7ed7cb704b9177451d3baf12140297cfa513aa5.jpg)
CM明けに映ったのは、食べ尽くされた後のもつ鍋!?「いや~、CMが1分半もあったら、おいしくって食べちゃいますよね~」とカイラ君。からっぽの鍋を前に、同店2代目の水谷崇さんにインタビューします。
いきなり「じゃあシメ、いただいてもいいですか?」とカイラ君が言うやいなや、投入されたチャンポン麺。そう、もつ鍋のシメといえばチャンポンなのですが、なぜ雑炊やうどんではないのでしょう? 実はその答えが、1階の中華料理店にあるというのです。
![楽天地2代目の水谷崇さん](/up/content/4/33/88f49daf114ed3bd0ff15d8870668c0fd2d7d8ed.jpg)
「創業当時、うちの頑固オヤジが『シメは何にしようか‥』と夜中の2時ごろ考えていたそうです。その時、『そういえば、下がチャンポン屋だった!』と思い付き、階段を下りて行ってチャンポン屋の冷蔵庫から麺を拝借したそうなんです」と、崇さんから驚きの逸話が飛び出しました。えーと、それは“借りた”ということでよろしいでしょうか?! 何はともあれ、その先代の思い切った行動がなければ、今全国に普及しているもつ鍋のおいしいシメはありえなかった訳です。
![楽天地の新入社員もやる気満々!](/up/content/4/33/9b603e724aa5e5b236a4c7a031a7f54260cd9058.jpg)
「うーん、最高です!どれだけでも入りますよね」と、もつ鍋のうま味を吸った麺にがっつくカイラ君。楽天地の「もつ鍋満足コース」を注文すると、チャンポン麺は食べ放題だそう。一人で2玉ぺろりと平らげる人もいるといいます。これからも「天神を中心にもつ鍋を守り、広げていきたいですね」とさらなる野望を語る崇さん。客席に並んでいた4月からの新入社員は、「歴史ある楽天地に就職したからには、真剣にやる気を出して頑張っていきたいです!」と、うれしい宣言をしてくれました。
ここ楽天地から全国に広まり、定着した「シメのチャンポン麺」。ビッグバンで生まれ変わった天神からも、新しい福岡食文化が“常識”として根付くかもしれませんね!
■もつ鍋専門店 元祖もつ鍋楽天地 天神本店
福岡市中央区天神1-10-14
☎092-741-2746
年中無休
※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。