糸島はジャンプしてる犬?! 吉本芸人が描く福岡60市町村のアニマル地図~ふるさとWish~

福岡全60市町村をアニマル化 一人で描き上げました!

KBCのテレビとラジオの各番組が、毎週一つの自治体を特集する「ふるさとWish」。2019年1月から、福岡県内の全60市町村を60週間かけて展開してきました。

夕方情報番組「シリタカ!」のコーナー「シリタカ!ミツケタ!」を担当したのは、八女市出身の吉本芸人・カイラ君。コーナーの初めに、訪れる市町村の形を動物に見立てた絵を披露していたのですが、ついに60市町村コンプリート!達成記念にお話を伺います。

絵は別に得意じゃない

リポーターのカイラ君 本業は舞台です!

“60匹”のイラストを一つにまとめた「福岡アニマル地図」を目の前に、本当にうれしそうなカイラ君。最初に描いたのは、福智町の「足の長いカピバラ」。こなれ感のあるイラストですが、初めから予定していた企画ではなかったそうです。「1回目の放送後、スタッフさんと話していて、『なんかやりたいねぇ』『絵でも描いてみる?』みたいなノリで始まりました。絵は全然得意じゃないけど何とかなるだろうって引き受けちゃった(笑)」。その場で、3つのルールを決めたそう。「テーマは動物」「元々の形からはみ出したり、付け足したりしない」「でも左右上下を変えるのはOK」という具合。

1回描くのに1、2時間ほどかかったといいます。「動物のチョイスは、図鑑やインターネットを参考にしました。一番難しかったのは福岡市と北九州市ですね!(埋立地が多くて)形が複雑で。でも、なかなかうまくいったと思ってます」。と自画自賛しちゃうカイラ君。ちなみに北九州市は空想上の生き物・麒麟、福岡市はピエロ。動物の守備範囲、広くないですか?(笑)

ごめん、もうよそ見しないから

“毛並み”を描くから茶色の減りが激しい!

この企画のために買った色鉛筆は、すっかり短くなってしまいました。愛すべき相方ですが、途中で一度“浮気”しちゃったそう。「欲しい色がなくて、一度もっと色数が多いものにしたことがあるんです。でも、何だかしっくりこなくて。結局、元に戻しました」。刺激を求めても、結局安心するところに帰ってくるんですよね?

嘉麻市のシロクマ かわいい!

一番の自信作は、嘉麻市の「シロクマ」だそう。「ぬいぐるみみたいにかわいくできました!スタジオでも『おおー!』って言ってもらえた。一年で、画力爆上がりしました(笑)」。色鉛筆同様、描いた動物たちに愛着がわいた様子のカイラ君。ところでこのアニマル地図、ジグソーパズルにできそうですよね。「いいですね!もし実現したら、親族一同で買い占めます(笑)」。

新宮町はカクレクマノミ ちゃんと草に隠れてます(笑)

すでに2代目の色鉛筆を買っちゃったというカイラ君。4月13日(月)から、ふるさとWish2周目がスタートしますが、「今度は、もっと自分から『こうしたい!』と提案したいですね。1周目は、本当にまちの人たちに助けられたから、2周目は恩返しの気持ちも込めて積極的に動いていきたいなぁって思っています!」と、最後は真面目に熱く語ってくれたカイラ君でした。

※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

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