無料のキンピラゴボウと食べると最強!ネギ盛り豚骨「珍竜軒」ふるさとWish 香春町 ~年間300杯!豚骨戦士 福岡のラーメンを斬る!VOL.12~

手作りの総菜、地元米の白飯があっさり豚骨に合いまくり!

香春町「珍竜軒」の「ネギラーメン」(¥650)。白ネギ&青ネギの“ネギだく”。茹でモヤシ、チャーシューも隠れている

小倉南ICから国道322号を香春町方面へ走っていると、道沿いでひと際目を引く黄色の看板「珍竜軒」が現れる。佇まいも老舗感が漂う地元の愛され店。
「珍竜軒」といえば、小倉北区に総本山のある昭和40年創業の名店が第一に思い浮かぶ。香春町の「珍竜軒」も総本山の系譜を継ぐ1店に間違いないが、店主の本村和昭さん(73歳)と奥様があうんの呼吸で醸す、なんとも温かい雰囲気、味わいは、また違った魅力をもっている。

入口にお母さんの手作り総菜(無料)が並ぶ。特にキンピラゴボウが人気

「珍竜軒」は約8年前に、田川市から現在の香春町採銅所に移転してきた。「ラーメンのスープも水が命。良質な軟水の地下水をふんだんに使えるこの場所が気に入った」と、本村さん。毎朝5:00に仕込みに入り、1日使い切りのフレッシュな豚骨スープを作る。豚の背骨のみで煮出したスープに、チャーシューの煮汁で作る元ダレが、ふくよかなコクと甘味をプラス。ギトギト感がなく、ニンニクも不使用。チャーシューは丁寧に脂身を削ぎ落とし、地元産モヤシも盛る。臭みがなく、あっさりとした女性も食べやすい豚骨ラーメンだ。

本村さんご夫婦。約28年前に脱サラしてラーメンの道に。「豚骨や麺、醤油などの材料、作り方も創業時からなんにも変えていません」

また、奥様が作る無料の総菜も名脇役。特にキンピラゴボウが人気で、大きめにカットされたゴボウの食感が心地よく、濃い過ぎない味付けもいい。ラーメンを待つ間、まずはお代わり自由のキンピラゴボウ、高菜、煮物をお供に白飯(地元米)を1杯という客も多い。
自家製赤ダレであえた白ネギをこんもり盛る「ネギラーメン」(¥650)を頼めば、ネギのシャキシャキ&ゴボウのカリコリッ! 口の中が楽しすぎる。
程よい噛みごたえのある豚モモ肉チャーシューで辛ネギを巻いて食べ、スープをズズッとすすればサイコー!

駐車場も広いロードサイド店。営業中客の波が途切れない人気ぶり

香春町「珍竜軒」は現在11:00~15:00のみの営業。
売切れ次第終了なので早めの来店をおすすめしたい。

【珍竜軒】
住所:福岡県田川郡香春町採銅所5343-1
電話:0947-32-4700
営業時間:11:00~15:00
休み:火曜
席数:18席
駐車場:12台

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

珍竜軒

住所:田川郡香春町採銅所5343-1
電話番号:0947-32-4700
営業時間:11:00~15:00
定休日:定休日:火曜

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