メイドイン北九州市!逆境を乗り越え自家栽培100%ワイン「もっともっとおいしく」 ~ふるさとWish北九州市~

北九州市でワイン作り

KBC朝の情報報道番組「アサデス。KBC」のふるさとWishコーナーは、福岡県北九州市若松区の“幻のワイン”を特集しました!

代々農家 でもブドウ栽培は初の試み

藤田佳三さん「毎年チャレンジしています」

リポーターのボビーが訪れたのは「ワタリセ ファーム&ワイナリー」。ビニルハウスの中では、ブドウが鈴なりです。

藤田佳三さんは、7年前からワイン用のブドウ栽培を始めました。「曽祖父の代から農業をしていますが、ただ農作物を育てるだけではなく、商品にして何かを作りたいと思っていた」。そこでミカンやイチゴを栽培していた畑にブドウを植えてワイン作りを始めたのですが、北九州は湿気も多く、台風の影響も受けやすいため、一筋縄ではいきませんでした、

それでも藤田さんは諦めません。「もっと台風や雨の影響を受けやすい宮崎県でも、いいワインを作っている。だから北九州でも努力次第で、ちゃんとしたものができると思って。もっともっとおいしくしようと、毎年チャレンジしています」。生まれ育った北九州で、一から作り上げたワインを地元の人に楽しんでもらいたい―そんな熱い想いを明かします。

突然のブドウ栽培に反対はなかったのかと父の久さんに聞くと「好きなことをしたらいいと言いはしましたが、まさかと思いました。でも結構…おいしいんですよ」と、すっかり息子が作るワインのファンになったよう。

ブドウ作りからラベル貼りまですべて自家製!

ブドウ作りから瓶のラベル貼りまで、すべて手作業の自家栽培100%ワイン。「普段の食卓で楽しんでもらう、新しい食文化のアイテムとしてうちのワインを選んでもらえれば」と藤田さんの夢は広がります。

取材日はちょうど収穫をする日。山のように獲れたブドウから、すべて手作業で実を外し、足で踏んで果汁を絞ります。「きついけれど、いろんな工程が楽しい」と藤田さん。この日仕込んだワインの完成は、およそ半年後。販売情報はSNSで発信しているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪

ワタリセ ファーム&ワイナリー
福岡県北九州市若松区有毛1788

※この記事は2020年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。

ワタリセ ファーム&ワイナリー

住所:ワタリセ ファーム&ワイナリー

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