筑後川の事ならなんでも!子どもも大人も楽しく学べる筑後川防災施設 ~ふるさとWish久留米市~

九州最大の河川である“筑後川”と、アイタガールの新原菜摘リポーター

久留米市を流れる九州最大の河川“筑後川”。その筑後川について学ぶことができる施設が久留米市新合川にある筑後川防災施設「くるめウス」です。

楽しみながら、学べる「くるめウス」

筑後川防災施設「くるめウス」の館内(右:館長の川嶋睦己さん)

「くるめウス」では、約143キロメートルある筑後川を、山の方にある上流域、中流域、海に近い下流域に分けて各地域に生息している魚の展示をしています。このエリアでは、エサやり体験もできますよ♪スッポンやウナギ、アナゴなど筑後川に生息している魚以外の生物も展示しています。たくさんの種類の川魚などがいて、まるで筑後川の水族館!子どもも大人も楽しみながら筑後川について学ぶことができます。

街全体で水害を最小化しよう!久留米市が取り組む「流域治水」

屋根などに降った水を雨どいを伝い貯水する「雨水貯水タンク」

また、近年では想定雨量を超える雨が降ったりと、筑後川でも水害が多発しており、防災に関する展示も。その中でも、降水時には川に水が流れ込むのをコントロールして、氾濫するのを防ぐ「流域治水」が注目されています。久留米市では、流域の住民、企業、行政などが協働して水害対策に取り組む「流域治水推進プロジェクト」に力を入れており、行政では治水ダムや河道を整備しています。個人で出来る取り組みとして、「くるめウス」館長の川嶋睦己さんが連れて行ってくれた場所は、くるめウスの建物のすぐ外!そこには大きなタンクが…。「こちらは『雨水貯水タンク』と言って、家の屋根などに降った雨水を雨どいをつたい、ためることができます」と、川嶋さんは話します。雨水の流出を各家庭でコントロールすることができるので、久留米市も設置を推進しており、対象になるタンクには市の補助金も使うことができますよ。他にも、久留米大学のグラウンドを改修工事し一時的に雨水をためる貯水池にしたり、久留米市山本町などの農村地帯では、水路に水をせき止める板を設置し大雨の際に田んぼをダムの代わりにしたりと、官民が連携しての「流域治水」を進めています。

夏休みは、さまざまなイベントも開催している「くるめウス」。川嶋さんは「筑後川と一緒に住んでいけるような環境づくりについても勉強していただけると思うので、ぜひ(くるめウスに)お越しいただければ」と呼びかけます。



筑後川防災施設 くるめウス
0942-45-5042
久留米市新合川1丁目1-3(百年公園東側)

※この情報は、お昼の情報番組「Wish+(プラス)」(8月18日放送、リポーター:新原菜摘【アイタガール】)でお届けしました。

くるめウス

住所:久留米市新合川1丁目1-3

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