パティシエを目指す専門学生 地元食材を使ったスイーツづくりにチャレンジ!~ふるさとWish小郡市~

小松菜の収穫体験をする平岡学園の生徒たち

福岡県小郡市にある、調理師やパティシエを目指す生徒たちが通う専門学校・平岡学園。この日、平岡学園の生徒たちはある野菜を収穫しているということを聞き、リポーターのボビーもその場所へ。迎えてくれたのは「RASH FARM」の永利美津枝さん。ここでは、減農薬・減化学肥料で小松菜を育てています。小郡市をはじめとする筑後川流域北部は、葉物野菜の生産が盛んな地域。なかでも小松菜は西日本最大の産地なんです。

西日本シティ銀行小郡支店の井上慎之介さん

小松菜の収穫体験をした平岡学園の生徒たち。今年の文化祭に、この小松菜を使ったスイーツを考えているそう。実は今回の収穫体験、“地域のつながりを大切にしたい”と西日本シティ銀行小郡支店が「RASH FARM」を紹介し、懸け橋となっていました。同支店の井上槙之介さんは「(平岡学園の)学生さんたちが地元の農家さんたちと体験することで、地域との関わり合いを深めてもらえれば」と話します。これまでも西日本シティ銀行小郡支店では、行事やイベントでのボランティア活動を通して、地域の人たちとの触れ合いを大事にしてきたそうです。

地元産の材料にこだわったシフォンケーキ

試作中の『小松菜とサツマイモのシフォンケーキ』

平岡学園に戻り、収穫した新鮮な小松菜を使って生徒たちが作ったのは「小松菜とサツマイモのシフォンケーキ」。小松菜はもちろん、サツマイモや小麦粉も“小郡産”にこだわりました。サツマイモは、食べたときに口触りが良いペースト状にしたものと、食感のアクセントにシロップ煮にしたもの2種類を使用。完成したシフォンケーキを早速試食する生徒たちは「ふわふわの小松菜のシフォンケーキの中に、もっちりとした食感のサツマイモが入っていておいしいです」と良い出来上がりだったよう。しかし一方で「もう少し小松菜の風味があっても、インパクトがあっていいのかなと思いました」など、現状に満足していない様子も。改良を重ね完成した「小松菜とサツマイモのシフォンケーキ」は、11月に行われた文化祭で200個を完売したそうです!

平岡学園の敷地内には、商品の開発から調理、接客に至るまで全て生徒たちが運営しているカフェレストラン「CAFE DE HIRAOKA」を併設。季節のおすすめスイーツやプロ顔負けの料理で、地元でも人気のお店です♪営業時間などの詳細は「CAFE DE HIRAOKA」で検索を。

CAFE DE HIRAOKA(学校法人 平岡学園内)
福岡県小郡市大保1434-3
0942-72-0002
日曜・祝日定休
(※学生主体のため、学校行事・試験などで店休日があります)

※この記事は2022年の情報です(「アサデス。KBC」11月2日放送、リポーター:ボビー)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

CAFE DE HIRAOKA

住所:福岡県小郡市大保1434-3

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