寿司屋の大将、中華鍋を振るう?! 創業70年越えの老舗『蛇の目寿司』で絶品酢豚(田川市)【ふるさとWish】

田川伊田駅から歩いて5分。
福岡県田川市で70年以上にわたり、地元の人々に愛され続けている寿司店「蛇の目寿司」をご紹介します。
※通常は夜のみの営業ですが、今回は特別にお昼に撮影させていただきました。

■圧巻のショーケース!大将が語るお店のルーツ

カウンターの向こうで迎えてくれたのは、この道45年の大将・吉田真也さん。
目の前のショーケースには、マグロやイカ、アワビまで、キラキラと輝く豪華なネタがずらりと並びます。かつて炭鉱で栄えた田川市には、あまり海のイメージがないかもしれません。

二代目の吉田大将によると、「博多の方で、ご飯の上に生の魚が乗せたものが流行っているらしい」と聞いた初代の祖母・ヨシカさんが、博多で寿司の修業をし、この地で店を始めたのがきっかけなんだそうです。
「当時、田川に寿司店がなかったんでしょうね」と大将は振り返り、歴史を感じるエピソードを語ってくれました。

※本文中の吉田さんの「吉」は、正しくは上の「士」の部分が「土」となります。

■口の中でとろける!大将自慢の「特上にぎり寿司」

大将自慢の「特上にぎり寿司」(3300円)
中トロ、イカ、シマアジ、アワビ、ウニ、いくら、穴子と、超豪華なラインナップ!(※仕入れによりネタの種類は変わります)
深川優月リポーターがウニをひと口味わうと、「とろけます!めちゃくちゃ甘い!」とそのおいしさにうっとり。

■寿司屋の大将、厨房で中華鍋を振るう?!

お寿司を堪能していると、大将が厨房へ。すると、中華鍋を手に取り、豪快に何かを炒め始めました。
「ここ、お寿司屋さんですよね…!?」

厨房からは「ジュワーッ」という音と、香ばしい匂いが漂ってきます。
大将が作っていたのは、なんと「酢豚」(1430円)。
豚肉のほか、タマネギやパプリカ、そして珍しいキュウリも入って彩り豊か。甘酸っぱいタレが具材にしっかり絡んだ、本格的な一品です。
酢豚とお寿司をカウンターで一緒にいただけるなんて!面白い!!

■なぜ、寿司屋で本格中華?

秘密は祖母のヨシカさんが、寿司店を始める前に中華料理店を営んでいたから。その味を受け継いでいるため、寿司と並んで本格的な中華料理も味わえるのです。
常連さんいわく、「まず酢豚で一杯飲んで、お寿司で締めるが定番」とのこと。

そのスタイルにならって、深川リポーターも締めにアワビの寿司をパクリ。やわらかく蒸されたアワビの上品な味わいに、濃厚な肝の風味が追いかけてくる、たまらないおいしさです。

一度で二度おいしい!『蛇の目寿司』で本格寿司と絶品中華の意外な組み合わせをぜひ味わってみてください。

『蛇の目寿司』
福岡県田川市伊田町8-9
0947-42-1049
17:00~22:00
月曜定休

※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年9月10日「地元応援live Wish+」の放送内容です。

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