子連れもOK!何度も通いたくなる!倉庫リノベカフェ『 SIDE TRIP cafe & store』で過ごす、ゆったり時間。週替わりランチと雑貨に癒される非日常空間(福岡・広川町)【まち歩き】
福岡市内から車で約50分。久留米と八女の間に位置する広川町に、知る人ぞ知る倉庫リノベカフェがある。
『SIDE TRIP cafe & store(サイドトリップ カフェアンドストア)』。2021年3月のオープン以来、"何度も通いたくなるカフェ"として地元で愛され続けている。
■倉庫をリノベした開放的な空間で、思わず長居したくなる
県道84号線沿い、のぼりを目印に辿り着くと、そこには大きな倉庫が。「本当にここ?」と思いながらドアを開けると、想像を超える開放的な空間が広がる。
むき出しの梁、高い天井、インダストリアルなデザイン。左側がカフェスペース、右側には服飾雑貨がセンス良くディスプレイされている。
広々とした店内は、隣のテーブルとの距離も十分。周りを気にせず友人との会話を楽しんだり、一人で読書に没頭したり。「ゆっくり過ごせる空間」を大切にしているからこその心地よさだ。
ベビーカーもそのまま入れるバリアフリー設計で、ベビールームも完備。小さな子ども連れでも安心して来店できる。テラス席ならペットと一緒に過ごすこともOK。散歩の途中にふらっと立ち寄れるのも嬉しい。
■週替わり・日替わりランチで、何度来ても飽きない
『SIDE TRIP』の魅力は、メニューが頻繁に変わること。週替わりの「ごはんランチ」、日替わりの「パスタランチ」があり、来るたびに新しい味に出会える。
「飽きが来ないように」という店主の思いが込められたメニュー構成。一度食べて満足して終わりではなく、「また来よう」と思えるのがいい。
最新メニューはInstagramで随時更新されているので、来店前にチェックするのがおすすめ。「今日は何かな?」とワクワクしながら向かうのも楽しみの一つ。
今回は「スパイシーキーマカレーとチキンカツ」( 税込1,100円、サラダ・スープ・小鉢付)をいただいた。
八女茶は広川の業者から、米粉のシフォンケーキは町内の『YAMAZAKURA』から仕入れるなど、地元の美味しいものも取り入れている。
水はセルフサービスで自由におかわりできるのも嬉しいポイント。気兼ねなく長居できる環境が整っている。
■カフェの後は雑貨巡り。お気に入りが見つかるかも
ランチを楽しんだ後は、店内右側の雑貨スペースへ。日用雑貨から服飾小物まで、センス良くセレクトされたアイテムが並ぶ。運営元が帽子のメーカー業を営んでいるため、帽子の種類も豊富に取り揃えてある。
見ているだけでも楽しい雑貨の数々。「これ可愛い!」と思わず手に取ってしまうものばかり。ちょっとしたプレゼント探しにもぴったり。
カフェと雑貨の組み合わせが、「時間を忘れてゆっくり過ごせる」ヒミツ。ランチして、お茶して、雑貨を見て。気づけば2〜3時間経っているなんてことも。
■平日はママ友ランチ、週末はカップルデートにも
客層は本当に幅広い。平日の昼間は主婦層や女性客が中心。ママ友同士でランチを楽しむ姿が多く見られる。
週末は家族連れやカップルが多い。広川町内の他のスポットを巡る前に、まず立ち寄る拠点として利用する人も。
一人で来てPC作業をする人、読書を楽しむ人もいる。「老若男女誰でも来られる」というコンセプト通り、自分のペースで過ごせる自由さがある。
赤ちゃんやお子さまも大歓迎。
■「時間を提供する」カフェが目指すもの
代表の薦田さんは、このカフェを「時間を提供する場所」と表現する。
過度な食材へのこだわりよりも、「ゆっくり話せる空間」を提供することを大切にしている。友人と何時間も話し込んだり、一人でぼーっとしたり。そんな時間こそが、『SIDE TRIP』が提供する価値だ。
「落語や漫才みたいに、何回聞いてもおもしろいもの。一発で終わるんじゃなくて、何度でも楽しめる定番でありたい」。
だから価格帯も中庸。特別な日だけじゃなく、気軽に「また行こう」と思える設定。それが5年間愛され続ける理由なのかもしれない。
■こんな時に訪れたい、『SIDE TRIP』の楽しみ方
・平日のママ友ランチに
ベビールーム完備、ベビーカーもそのまま入れるので小さなお子さま連れでも安心。週替わりランチを楽しみながら、ゆっくりおしゃべり。
・一人カフェタイムに
広々とした空間で周りを気にせず読書やPC作業。お水はセルフで自由に飲めるので、気兼ねなく長居できる。
・週末のカップルデートに
ランチの後は雑貨を見て回り、テラス席でお茶。倉庫リノベのおしゃれな空間で写真も映える。広川町内の他のスポットを巡る前の最初の立ち寄り先に。
・ペットとのお散歩の途中に
テラス席なら愛犬と一緒に過ごせる。散歩の途中に立ち寄って、カフェタイム。
・女子会に
おしゃれな倉庫リノベ空間で、雑貨を見ながらワイワイ楽しめる。週替わりメニューの話題で盛り上がること間違いなし。
誕生日や記念日のお祝いに
「デザートプレート」(880円)を予約できるので、サプライズにもぴったり。大切な人との特別な時間を過ごせる。
■広川町全体を楽しむ「ショッピングモール化」構想
『SIDE TRIP』の面白いところは、店だけではなく「広川町全体」を盛り上げようとしているところ。
代表の薦田さんは独自に広川町のマップを制作。町内の飲食店や観光スポットをまとめ、InstagramやGoogleマップにリンクする仕組みを作った。
「駅も中心地もない町だからこそ、町全体をショッピングモールみたいにイメージできる」。
『SIDE TRIP』を起点に、広川町内の他のお店を巡る。そんな楽しみ方を提案している。実際、来店客の多くが「広川に来たついでに他も回ろう」と複数スポットを訪れているという。
広川インターからも近く、九州道を使えば福岡市内から約50分。佐賀方面からのアクセスも良好。「筑後の玄関口」として、広域からの来訪を見込んでいる。
■「そうだ!広川に行こう!!」
代表の薦田さんが掲げるスローガンは「そうだ!広川に行こう!!」。
週末のドライブに、平日のリフレッシュに。「今日はどこ行こうかな」と思った時に、ふと思い出してもらえる場所でありたい。
生活のルーティンの中に、SIDE TRIPが入る。月に一度、週に一度。そんなペースで通いたくなるカフェ。
広川町に、大きな可能性を見出した『SIDE TRIP cafe & store』。週替わり・日替わりのランチ、おしゃれな雑貨、そして何より「ゆっくり過ごせる時間」を提供するこのカフェは、今日も多くの人を迎え入れている。
初めての人も、常連さんも。老若男女誰でも。『SIDE TRIP cafe & store』で、あなただけのゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
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■『SIDE TRIP cafe & store』
住所: 福岡県八女郡広川町久泉576-2
電話: 0943-22-8452
営業時間: 11:00〜18:00(ランチ LO14:30、軽食 LO 17:00)
定休日: 火・水曜(火・水曜が祝日の場合は営業)
Instagram @sidetrip_hirokawa
https://www.instagram.com/sidetrip_hirokawa/
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■ SIDE TRIP cafe & store
住所:福岡県八女郡広川町久泉576-2
Instagram@sidetrip_hirokawa
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