衝撃・裏メニューは、飯塚グルメの進化版!!
2019年01月29日
[アサデス。旅行社]
裏メニューを求めてボビーが向かったのは、飯塚市鶴三緒一本木にある、「焼肉のMr.青木」。ミシュランガイドにも掲載されている名店です。ここで提供されている裏メニュー、かつての炭鉱労働者たちを支えた飯塚グルメ・ホルモン料理が独自に進化したものだとか。一体、どんなメニューなのでしょうか―。
「見た目のインパクトがすごい!」と驚愕するボビー。登場したのは、飯塚を象徴する“ボタ山”をイメージしたという、韓国のりで覆うようにデコレーションされたシルエットのホルモンメニュー。その名も「金のホル丼」。
「これ、どうやって食べるの?」と戸惑うボビーに、「ホルモンは“掘るもん”ということで、掘るように崩しながら」というのは、「Mr.青木」の青木繁道さん。シャベル型のスプーンで掘るようにご飯の山を崩すと、中からさらにプリプリとした大ぶりのホルモンが現れました。
安くて、うまくて、栄養たっぷり!これぞ飯塚が誇るスタミナ飯!
「柔らかくて、美味しい!クセもなくて、噛むほどにおいしい!」とボビーは大興奮。実は米国人であるボビーは食べ慣れないホルモンに苦手意識があったそうですが、「これなら全然イケる!」とパクパク。
この「金のホル丼」、驚くのは見た目と美味しさだけではありません。実は「Mr.青木」の本業は精肉業。提供する肉はどれも捌きたての新鮮なものばかり。もちろん、直売所で購入することもできます。当然、「金のホル丼」に使用しているホルモンも、朝さばきたてのもの。だからこそのプルンプルンした食感と口いっぱいにあふれるサイズ感なのです。さらにびっくりするのはその価格。スープ付きで税込み500円という破格で提供しています!「限定何食とかって…」と尋ねるボビーに「その日さばいたホルモン分だけ…」と太っ腹な返答の青木さんでした。ただ、やはりそこは「裏メニュー」、メニュー表には載っていないとのことでした。
かつて、飯塚の炭鉱労働者たちのスタミナ飯として愛されたホルモン。それは、栄養価が高く、お値ごろな価格で手に入ったから。およそ50年もの年月を超えた今、さらに進化した衝撃のインパクトを備えた新たな裏メニューとして登場してもなお、価格とうまさはそのままに、人々の元気を支える愛すべき“郷土の味”でした。
2人の「ミスター」が密かに提供する、激うまグルメ。「裏」にしておくのは、あまりにももったいないおいしさです。ぜひ、飯塚に行った際は、味わってみてください!
※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。